僕は早朝、最寄り駅に青春18きっぷを手に握り、電車を待った。
佐渡に行くには、新潟から佐渡汽船に乗る必要がある。そのために新潟駅まで行くのだけど、この青春18きっぷの旅、好きなんだよな。スピード感が。
そういえば、幼稚園生の頃から、「世界の車窓から」好きだったっけか。
あぁ、夏休みだな、始まったんだな、なんて考えながら車窓からの景色を見ていると、あっという間に新潟駅についた。
ここで、長身イケメン・モデル体型かつクライマー体型のオチ君と合流。新幹線で来たんだとか。リッチ。羨ましいぜ。
ここからは、フェリーの旅。
せっかくだから、外のテラス席にいた。
おかげで、髪がゴワゴワベタベタになってしまった。
それでも、この景色があるだけで十分。
日が傾きかけた頃、僕らは佐渡島についた。
第一印象、それは「山、デケェ!」
物凄い迫力である。よく考えれば、海から10kmくらいの場所に1000mを超える山々が連なっているから当たり前ではあるんだけど、ただただ、その存在感に圧倒された。きっと写真じゃ伝わらないんだよな。目で見ないといけなないんだよな、なんて考えながら、シャッターを切った。
この日の予定は取り敢えず、ライダーハウスに向かうことのみ。
実際に島を走ってみると、思ってたよりも活気のある、生活の匂いがする場所だった。もっと、失礼かもしれないが、寂れたところかと思っていた。
その証拠に、ライダーハウスにつくまで2,3軒のコンビニを見た。
真っ暗になったころ、僕らはライダーハウスについた。
「よく来たね~」
笑顔でライダーハウスのオーナーさんとあいさつ。
なんと、僕たちがいつ来ても良いように、一日中エアコンを付けていて下さったらしい。
その後は、近くの温泉まで行き、電車とフェリーに乗って強張った体を癒やした。意外と座ってるだけなのに疲れているもんだ。
ライダーハウスに戻ったあとは、オーナーさんに話を聞いて、オチ君の持ってきたツーリングマップルを見ながら、翌日のツーリング計画を立てるという、なんと贅沢な時間の過ごし方をした。地元の人の情報は、普通に調べても出てこないものがたくさんある。話を聞いているだけでワクワクする。
今時、Google先生に「佐渡 絶景」とか「佐渡 観光スポット」とか検索すれば死ぬほど情報が出てくる。でも、それじゃつまらない。結果、同じ場所に行ったとしても、絶対に今回の計画の立て方のほうが面白いし、贅沢な旅だと思う。
お金じゃあ買えない贅沢な「旅」がそこにあると信じている。
金がない大学生の強がりかもしれんけど(笑)
今時、Google先生に「佐渡 絶景」とか「佐渡 観光スポット」とか検索すれば死ぬほど情報が出てくる。でも、それじゃつまらない。結果、同じ場所に行ったとしても、絶対に今回の計画の立て方のほうが面白いし、贅沢な旅だと思う。
お金じゃあ買えない贅沢な「旅」がそこにあると信じている。
金がない大学生の強がりかもしれんけど(笑)
時間もそこそこだったので、寝具を準備すると、眠るように気絶した。
続く。
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