暑い。夏は暑い。今年も暑い。溶ける。
ということで、サークルの合宿が終わった8月中旬、避暑のために白馬の方に行ってまいりました。
そもそもの始まりはといえば、父親の友人に
「白馬の別荘、夏の間貸してもらえませんか?」
と聞いたこと。
小さいころから、家族で何度もお邪魔させていただいていて、そこをツーリングの拠点にできたらなあと以前から考えていた。
ありがたいことに快諾していただけたので、厚意に甘えさせていただいて全力で楽しんできました。今回はその記録。
ちなみに今回の装備はこんな感じ。
フロントバッグには、カメラ・携帯・財布。カメラはCanon PowerShot SX60 HS
サドルバッグには、雨具・お風呂セット(温泉大好きです)・修理セット(チューブ・携帯工具・タイヤレバーなどなど)を入れていった。
そして今回の目玉はホイールを新調したこと。
フルクラムのレーシング5。初めてのホイール交換だったけど、これはよかった。使ってみた感じの詳細とかは別立ての記事で書くので、そちらで。
また、今回は春休みに続いてヅカさんも一緒に宿泊。
ただ、今回は一緒には走らなかった。なんでかというと、走力に違いがありすぎるから。サークル屈指の剛脚なヅカさんと、貧脚な僕というだけでなく、ヅカさんは今回フルカーボンのロードバイクで来ていて、僕はKonaのSutraというクロモリのツーリングバイク。
これでは、一緒に走ったら残念ながら僕に楽しめる体力は残らないだろう。そして、たぶん、ヅカさんも物足りなさが残るだろう。
そもそも行きたい場所も違ってたし。
ということで、お互いのためにソロで走る事に。この判断はよかったと思う。
さて、説明はこのくらいにして、それでは1日目スタート!
最初に行ったのは小熊山。
初っ端からこの景色。
ここからゆるゆると登っていくと、
あー素晴らしい。
北アルプスが美しい。あの山々はなんて言うんだろう。そういう知識もあったらもっと楽しいんだろうな。
もう最高。
ちなみにいうと、こんなにきれいに北アルプスが見えたのはこの日だけ。今思えばもっと堪能しておけばよかったなあ、なんて思ったり。
小熊山というと、このパラグライダー場が有名かしらね。
ただ、少し曇り空。ちょっと残念だったなあ。
でもやっぱり、北アルプスのほうは綺麗。
下る途中の谷。大好きです。
ササっと下って小熊山はおしまい。小熊山自体はそこそこ標高はあるけれども、そんなに標高差は無いので、ヒルクライムとしても、景色を楽しむにもちょうどいい山。
雲がものの見事に切れていた。山がこんな雲を作るんだろうか。
それにしても不思議な景色。
信州といったらそば。
そうそうこの味。というかこの風味。おいしゅうございました。
次に行く先は、葛温泉。
実は2日前から長野には来てはいたのだけれども、雨のせいで2日間動けなかったんです。もちろん温泉にも入れず。ということでどうしても温泉に行きたかった。
葛温泉自体はよく行っていて、大好きな温泉の一つ。
行く道は軽いヒルクライム。小熊山でいい感じになっている足でサクッと登る!
途中はこんな感じ。いい感じの渓谷を横目に、アップダウンをくり返しながら標高を上げていく感じ。
とうちゃーく。
他のお客さん(多分宿泊客かな)の人に
「ここまで自転車できたの?すごいねー」
なんて言われた。確かに、葛温泉に自転車で来てる人見たことないかも。ヒルクライムとしても、温泉としてもオススメなので近くに寄ることがあったら、是非行ってみてくださいな。
葛温泉 高瀬館といえば、この回廊。
雰囲気が好きなんだよな。この何とも言えない寂れた感じというか、落ち着いた感じというか。
さ、そこを抜けると、おんせんおんせん!
昼間っから、青空の下で露天風呂に入るとかいう贅沢。
2日ぶりの温泉は身に染みるぜ。
そこでのんびりしていると、知らないおじさんから声をかけられたので少し話すことに。
どうやらその方は、温泉巡りが趣味みたいで今日も妙高の温泉に入ってから来たんだとか。(この時点で時刻は午後1時半w)
「100㎞は散歩感覚で運転するなー」とか言ってた。車の機動力 is スゴイ。
いろんな場所に行っているようだったので「この辺りで、オススメの温泉ありますか?」と聞いてみた。するとそのおじさんは
「奉納温泉ってのがよさそうなんだよー。小谷の辺りにあるんだけどね。今回行ってみたかったんだけど、時間の関係で回れなかったんだよ。めっちゃドロドロらしいよ。」
との返答。
正直、僕はこの返答に結構驚いていた。温泉のマイナーさとかじゃなくて、オススメを聞いたのに、まだ行ったことのない温泉を答えたことに対して。
ああ、この人はきっと未来を見ている人なんだなあと思った。普通、オススメといったら行ったったことのある場所を答えると思う。聞いてもいないのにべらべらと自慢話だけする人も何人もあったことがある。
だけどこのおじさんはそうではなかった。行ってみたいところを答えてくれた。単純に、羨ましいな、と思った。こういう人になりたい。いい意味で欲深くて、やりたいことを考えている、このおじさんみたいに。
こういう、普通の生活をしているだけでは会えないような人にも、会えてしまうから旅って面白いしやめられない。
今回のツーリングでは、奉納温泉、行くことはできなかったけれども僕もいつかは行きたいな。
そんなこんなで1時間くらい温泉にいた。
そこからはもう帰るだけ。
こんな感じの道をいい感じに冷かしながら帰宅。
明日も楽しみだな。
続く。
ということで、サークルの合宿が終わった8月中旬、避暑のために白馬の方に行ってまいりました。
そもそもの始まりはといえば、父親の友人に
「白馬の別荘、夏の間貸してもらえませんか?」
と聞いたこと。
小さいころから、家族で何度もお邪魔させていただいていて、そこをツーリングの拠点にできたらなあと以前から考えていた。
ありがたいことに快諾していただけたので、厚意に甘えさせていただいて全力で楽しんできました。今回はその記録。
ちなみに今回の装備はこんな感じ。
フロントバッグには、カメラ・携帯・財布。カメラはCanon PowerShot SX60 HS
サドルバッグには、雨具・お風呂セット(温泉大好きです)・修理セット(チューブ・携帯工具・タイヤレバーなどなど)を入れていった。
そして今回の目玉はホイールを新調したこと。
フルクラムのレーシング5。初めてのホイール交換だったけど、これはよかった。使ってみた感じの詳細とかは別立ての記事で書くので、そちらで。
また、今回は春休みに続いてヅカさんも一緒に宿泊。
ただ、今回は一緒には走らなかった。なんでかというと、走力に違いがありすぎるから。サークル屈指の剛脚なヅカさんと、貧脚な僕というだけでなく、ヅカさんは今回フルカーボンのロードバイクで来ていて、僕はKonaのSutraというクロモリのツーリングバイク。
これでは、一緒に走ったら残念ながら僕に楽しめる体力は残らないだろう。そして、たぶん、ヅカさんも物足りなさが残るだろう。
そもそも行きたい場所も違ってたし。
ということで、お互いのためにソロで走る事に。この判断はよかったと思う。
さて、説明はこのくらいにして、それでは1日目スタート!
最初に行ったのは小熊山。
初っ端からこの景色。
ここからゆるゆると登っていくと、
あー素晴らしい。
北アルプスが美しい。あの山々はなんて言うんだろう。そういう知識もあったらもっと楽しいんだろうな。
もう最高。
ちなみにいうと、こんなにきれいに北アルプスが見えたのはこの日だけ。今思えばもっと堪能しておけばよかったなあ、なんて思ったり。
小熊山というと、このパラグライダー場が有名かしらね。
ただ、少し曇り空。ちょっと残念だったなあ。
でもやっぱり、北アルプスのほうは綺麗。
下る途中の谷。大好きです。
ササっと下って小熊山はおしまい。小熊山自体はそこそこ標高はあるけれども、そんなに標高差は無いので、ヒルクライムとしても、景色を楽しむにもちょうどいい山。
雲がものの見事に切れていた。山がこんな雲を作るんだろうか。
それにしても不思議な景色。
信州といったらそば。
そうそうこの味。というかこの風味。おいしゅうございました。
次に行く先は、葛温泉。
実は2日前から長野には来てはいたのだけれども、雨のせいで2日間動けなかったんです。もちろん温泉にも入れず。ということでどうしても温泉に行きたかった。
葛温泉自体はよく行っていて、大好きな温泉の一つ。
行く道は軽いヒルクライム。小熊山でいい感じになっている足でサクッと登る!
途中はこんな感じ。いい感じの渓谷を横目に、アップダウンをくり返しながら標高を上げていく感じ。
とうちゃーく。
他のお客さん(多分宿泊客かな)の人に
「ここまで自転車できたの?すごいねー」
なんて言われた。確かに、葛温泉に自転車で来てる人見たことないかも。ヒルクライムとしても、温泉としてもオススメなので近くに寄ることがあったら、是非行ってみてくださいな。
葛温泉 高瀬館といえば、この回廊。
雰囲気が好きなんだよな。この何とも言えない寂れた感じというか、落ち着いた感じというか。
さ、そこを抜けると、おんせんおんせん!
昼間っから、青空の下で露天風呂に入るとかいう贅沢。
2日ぶりの温泉は身に染みるぜ。
そこでのんびりしていると、知らないおじさんから声をかけられたので少し話すことに。
どうやらその方は、温泉巡りが趣味みたいで今日も妙高の温泉に入ってから来たんだとか。(この時点で時刻は午後1時半w)
「100㎞は散歩感覚で運転するなー」とか言ってた。車の機動力 is スゴイ。
いろんな場所に行っているようだったので「この辺りで、オススメの温泉ありますか?」と聞いてみた。するとそのおじさんは
「奉納温泉ってのがよさそうなんだよー。小谷の辺りにあるんだけどね。今回行ってみたかったんだけど、時間の関係で回れなかったんだよ。めっちゃドロドロらしいよ。」
との返答。
正直、僕はこの返答に結構驚いていた。温泉のマイナーさとかじゃなくて、オススメを聞いたのに、まだ行ったことのない温泉を答えたことに対して。
ああ、この人はきっと未来を見ている人なんだなあと思った。普通、オススメといったら行ったったことのある場所を答えると思う。聞いてもいないのにべらべらと自慢話だけする人も何人もあったことがある。
だけどこのおじさんはそうではなかった。行ってみたいところを答えてくれた。単純に、羨ましいな、と思った。こういう人になりたい。いい意味で欲深くて、やりたいことを考えている、このおじさんみたいに。
こういう、普通の生活をしているだけでは会えないような人にも、会えてしまうから旅って面白いしやめられない。
今回のツーリングでは、奉納温泉、行くことはできなかったけれども僕もいつかは行きたいな。
そんなこんなで1時間くらい温泉にいた。
そこからはもう帰るだけ。
こんな感じの道をいい感じに冷かしながら帰宅。
明日も楽しみだな。
続く。
コメント
コメントを投稿