『愛車紹介』Kona Sutra編

お久しぶりです。なかなか、(梅雨と期末レポートで)更新ができてなくて残念な限りですがこれからもマイペースに更新するのでよろしくです。

さて、私の愛車KONA SUTRAだけど、結論から言おう。

KONA SUTRAはめちゃくちゃいい。



言いたいことはこれだけです。
これで満足してくれた人はそのままページをそっと閉じてください。

ま、これで終わってしまうとブログの記事としてよろしくないので、自分が一年間、西は九州、東はまだ関東を出てないだけど、雨の日も晴れの日も風の日も、時には豪雨の日も、時には2000mを超えるところにも連れまわして、感じたことをつらつらと綴っていこうと思います。

この自転車を買う時に考えた用途は、サークル活動でのサイドバッグつけたツーリングスタイルと、個人的な旅。そこで、条件として挙げていたのが

・かっこいいこと
・フロント3枚ギア(それに準ずるギア比の軽さ)
・クロモリ
・予算は15万
・あんまり人と被らない
・出来れば手元変速

でした。
たったこれだけです。

でも、一つ目をクリアするものの少なさよ。
趣味のものなんだからかっこよさはどうしても譲れませんでした。
ロードロードしている外観の自転車は好きになれなかったので、ここでかなり候補は絞られてしまった感じです。

つぎに、ギア比。
荷物満載で漕いだことが事が一度でもある人は理解してもらえるんだけど、軽いギアは正義です。とくに貧脚の人。

僕は身長165㎝体重52㎏くらいの小型軽量人間であり、搭載しているエンジンもポンコツなもんでここは注意深く選びました。間違えてギア比1以上のものなんか選んだ日には、自転車に乗るよりも、押して歩くという名の登山になってしまう危険性が高いので。いというか、多分そうなる。 

でも、結構ギア比が1以上のグラベル系の自転車があって、そういうのって日本のような急峻な坂はあまり考えられてないのかもしれないなあなんて思ったり。あと、欧米の人はタフでパワフルなんだって京都のフレームビルダーさんが言ってたから、それもあるかも。

クロモリフレームがよかったのは見た目以外にはないです。見た目重視です。大事。
アルミフレームは「耐久性がー」とか言われたりするけど、破断してる人とか見たことないし。カーボンは予算外。

予算も大事。
一応貧乏文学大学生ですから。実はこれでも思い切ったほうだったりします(sutra予算オーバーだった)

あんまり人と被りたくないのは僕の天の邪鬼な性格のせいです。
みんなが持ってると一気に購買意欲が下がってしまうんですよね。我ながら厄介な性格だとは思ってるんですが。(多分ジ○イアントとか買えない。かっこいいなとは思う、思うんだけど欲しいとは思えない)

手元変速はランドナー乗りを見ていてダブルレバーは大変そうだなって思ったからです。聞くと意外と慣れるらしいから、これは「出来れば」ってレベルでしたが。まあ、ここに関しては、変えようと思えばいつでも出来るので絶対条件というわけではありませんでした。

あ、あと書き忘れたけどドロハンは絶対条件でした。
乗ったことなかったし、単純にかっこいいと思ったからです。(単純)

さて、この時点でもうほとんど決まってたようなものでした。
因みに候補は

・kona sutra
・masi giramond 27.5
・丸石サイクル Emperor

の3つ。

この3つの中で一番かっこよいと感じたのがKona sutra。
見た目は大事。

実際乗ってみて思うのは、めちゃくちゃいいってこと。
ロングホイールベースのおかげか直進安定性がいいし、荷物満載でもそんなにふらふらしない。そしてとにかく頑丈。フレームもそうだけどコンポもshimanoのMTB系で固められてるしっていうのが安心感抜群。あ、あと革サドルだし。

クロモリと言っても、しなりだったりバネ感や衝撃吸収といったありがちな形容詞はあんまり、というか全く感じないです。GIOS AMPIOというクロモリバイクも所有しているのですが、これと比べると違いは歴然で、AMPIOはしなるしバネ感もあります。

これはジオメトリーとパイプの厚み辺りが関係していそうかなって思っています。そこまで詳しいわけではないので、憶測になるのですが、AMPIOはそこまでスローピングがきつくなく、いわゆるほぼゾンタルくらいです。

低身長あるある「ほぼゾンタル」

それに対してsutraはスローピングがきついタイプ。
そうすれば使うパイプも短くなるので、その分剛性が上がってたわみにくい自転車になる(らしいです。あんまり詳しくありません)

スローピングフレーム

しかもフレーム自体もAMPIOに比べると明らかに重いというのもあると思います。(どっちも重いけど)

パイプをぶった切って調べたわけではないのではっきりとはしないのですが、重量から考えるにパイプの肉厚はsutraのほうがおそらく厚いかなと。でも、そのおかげで、荷物を積んだ時に剛性不足を感じたりしたことは一度もなく、バイクの挙動が自分の動きを素直に反映しているような感じがします。

AMPIOとかはバネ感がある代わりにどうしてもリズムだったりが合わないときがある。合えば最強なんだけど。

デメリットとしては、さっきから言ってるように重い

これに尽きます。
まあ、これは頑丈さを得ようとした結果なのだろうから仕方ないですね。何かを得ようとすれば、何かを手放さなきゃならないのは当然のこと。

でも、実は乗っててそんなに困ったことはなくって、しんどかったら休めばいいし、寝たっていいと思っています。もちろん押してもいいですし。(実際、山口県の千畳敷に行く坂の途中あんまりにもきつくて10分くらい寝た。)

ロード乗りの人みたいに峠を足つきなしで登ることには、正直全く興味が無くって、写真でも撮りながらゆっくり走ればいいのだと思っていますし、それが個人的にあっているので。

だから、重たさが気になるのは輪行するときだけです。ほんと肩に食い込むから。

乗ってきて、満足できないところは少しずつ変えてきています。例えば、タイヤ。デフォルトでシュワルベのマラソンがついてきたのですが、重たいし、僕の使い方からするとオーバースペックなので、今はWTBのexposure。

次はチューブレスレディにしてみようかななどと妄想しています。

この頃はまだマラソン





バーコンも使いにくかったのでやめました。
特に坂の時。いちいち手を放して下ハンの先に手を持っていくのはけっこうストレスでした。

ということでGevenalleに変えています。STIにしようかとも思ったのですが、どうやらMTB系の3速フロントディレーラーが引けないらしかったのと、フリクション変速が捨てられなかったというのが大きな決め手でした。

ランドナー乗りの皆さんならすぐわかってくださると思うのですが、フリクション変速っていうのは無段階に変速できるあれ、ほんと便利です。あれのおかげでフロントディレーラー調整という概念がなくなりますから。僕にとってなくてはならないものです。

もともとはバーコンだった

このピンク色のがGevenalle
ちょっとピンボケでごめんなさい


まだまだ替えたいことはあるけど、とりあえず今のスタイルでもある程度満足しています。
ということで、結構長くなっちゃったけど愛車紹介でした。

最後に

この自転車にしてよかった!!


おしまい

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