『白馬ツーリング』5日目 八方池編

起きた。
もう、1週間以上いるので見慣れた天井だ。


明日は雨予報ということもあって、一日中宿でゆっくりしようと考えていたので、今日は実質最終日。

行先は黒菱林道。そこをヒルクライムし、そこからリフトを使い八方池へ。

ちなみに今回の旅、その日の行き先をその日の朝に決めていました。行きたいところだけ先にピックアップしておいて、その点をつなげる感じ。そのピックアップしていたところも、だいぶ消化していた。もちろん行けなかったところもあるんだけど。

ということで5日目スタート
4日目はこちらから
その前に、野平という桜の名所に興味があったので行ってみることに。白馬三山をバッグに桜が見れるらしい。今の季節でも、綺麗な葉桜が見られるかなと思って行ってみた。が、ガスってなんにも見えず。写真すら取らずにとっとと退散。

さくっと白馬駅に着いてヒルクライム開始。
ちょうどその時、下ってきたロード乗り2人組が。
「今から登るんですか?僕らきつくてあきらめましたー」とのこと。
まあ、頑張りましょう。



時々開けたところから、白馬の街並みがだんだん遠くなるのを見ながらのヒルクライム。
確かに斜度がきついところはあるけれども、、1以下の軽いギア比でクルクル回しながら行けばそんなにきつくない。きついきついと聞かされていたお陰で心構えができていたっていうのもあるかも。どうせ踏んだところで大したパワーは無いので、リズムを崩さないように淡々とペダルを回す。

思っていたよりも早く到着。2人組のロード乗りの方、ごめんなさい、そんなにきつくなかったや。

そこからはリフトに乗ってさらに高度を上げていく。




生まれて初めてリフトなる物に乗ってみたんだけど、乗ってみてびっくり。
こんな急斜面をグングン登るなんて。気が付いたらかなり高いところまで来ていた。

山小屋で昼ご飯を食べた後、八方池へ。ちょうどその時、先に八方池に行っていったヅカさんとエンカウント。話を聞くと、ガスってしまって何も見えなかったそう。さて、どうなるか。


ここからは、木道と登山道のミックス。
今回は普通の靴で来てしまったのだけど、montbellのシューズで来ればよかったな、と何度も思った。だって滑るんだもんこの靴。


どんどん高度が上がっているのが感じられて楽しい





どんどん登っていくよー



こういうのケルンっていうんだっけ。
何のためにあるんだろう。詳しい人教えてください。

こういうトレッキングみたいなことって初めてするから、見るもの聞くもの触るもの全部が新鮮。


かなりの斜度。
登るねえ。

さあ、てくてく歩きながら、写真も撮りながら目的地の八方池に到着。
天気がよれば、白馬三山が池に映し出されるという、何とも素晴らしい景色が見られるそう。さあ、どうでしょう、、、!?


うわあああああああああああああ!!!!!
Tomyは目の前が真っ白になった!(物理的)

まあそういうことです。そもそも、八方池すら全体が見渡せないレベル。登っている途中から気が付いてはいたんですけどね。(このセリフ、今回のツーリングで何回も登場してきている気がする)
仕方ないので、自分の持ち合わせているすべてを集結して、心の目で白馬三山を見ることに集中していました。








八方池の周りを散策。
次は天気も調べてこよう。






長居しても、晴れてきそうもないのでそそくさと退散。
上りに比べて、下りの方が危険なことはどこかで聞いたことがあったので、ゆっくり慎重に。
ただ下るだけではつまらないので、道端に咲いている高山植物を撮りながら下る。







小さいころから生き物(特に昆虫・魚・甲殻類)が大好きで、名前も結構憶えている私。だけれども、植物はほとんど知識が無くって、高山植物なんてもってのほか。きっと名前やどういう特徴があるか知っているだけでも、楽しさは何十倍にもなるんだろうな。(実際、虫とかそういう知識を持っているだけで、何倍も自然を楽しめていると思っている)


展望台で最後にパシャリ。
初めてトレッキングみたいなことをしてみたけれど、これはこれで面白い。何より、自転車ではいくことが出来ないところに行くことが出来る。見られない景色を見ることが出来る。登山も面白いかも、と思い始めた。



そこからはリフトで下っていく。



リフトに乗っていると、山々の稜線が眼前に広がってきた。

どんどん高度を下げて、自転車を置いていたところまで降りて来た。
そこからはサクッとダウンヒル。

今回は、ヅカさんに教えてもらったリフト+温泉のお得券を買っていたので、いい感じの温泉にGO。ゆっくり浸かって、疲れをしっかりとってから帰宅。

こんな感じで、今回の旅は終了。

正直、天気には恵まれず、走れない日もあったし、何より景色もいまいちなところも多かったけど、それでも来てよかったと思えるようなロケーション。でも、今度来るときはしっかり晴れているときにしたいな。残雪が残っている季節というのもいいのかもしれない。また、来たいな。

おしまい

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