タイオガ リアエンドホルダーがオススメできないというお話

スルーアクスル採用の自転車を使っている人で縦型輪行袋を愛用している皆さん、エンド金具何を使ってますか?

現行でスルーアクスル用のエンド金具はオーストリッチのエンドスタンド、タイオガのリアエンドホルダーの二つ。
ワールドサイクルのこちらの記事に詳しく書いてあります。

僕が購入したのはタイオガ リアエンドホルダーのほう。なんでかというと、オーストリッチの方は何だか安定感に欠けそうだなと思ったから。

それと、タイオガの方は僕が大好きで、よく読ませていただいている神楽坂つむりさんや、たまさんといった有名かつ信頼できる情報を書いて下さっているブロガーさんが使っていたから。



ただ、こいつが駄目であった。その理由をつらつらと書いていこうと思います。(念のため、一応書いておきますが、上に乗せたようにタイオガ リアエンドホルダーを紹介している人を批判する気は全くありませんし、タイオガが嫌いなわけでもありません。ましてや、ネガキャンをしようなどとは全く考えていません。)

何故ダメだったかというと、こんな感じになってしまった。





つまり、固定が出来なくなってしまったということ。これではエンド金具としての役割を全く果たさない。ちなみに使用回数は10回行かないくらい。

なんでこうなってしまったかというと、回転防止の凸部が欠けてしまったから。 


もともとは、アーム部分にあるこんな感じの凸部を


シャフトにある、こんな感じの凹部に差し込むことで回転しないようになっている。(写真はワールドサイクルより引用)

じゃあ、僕の物はどうなったかというと、こんな感じになってしまってます。



ぽっきり折れてる。。。
かすかに残る跡が、当時の面影を残しています。

こうなってしまうのは、僕だけではないようで、Amazonとかのレビューでも同様の症状が出たということが書き込まれています。では、なぜ、こうなってしまうのか。理由は大きく分けて2つあると思われます。

理由①:凹部が金属なのに、凸部が樹脂製
理由②:そもそも凹凸の数が少ない

理由①はもう、読んでそのまま。凹部のあるシャフトは金属でできており、力がかかる側の凸部のあるアーム部が樹脂製。なんで力がかかる方が樹脂なんだ、と思いますが、多分、エンド金具の大部分を占めるアーム部を樹脂製にすることで軽量化を図ったのでしょう。ただ、それが反対に仇となった感じ。使えなくなってしまっては元も子もない。

理由②もそのままですね。フリーボディとスプロケのように、とまではいかなくても、せめて4カ所くらいは凹凸を作ってあげないと、強度的に心配です。というか現に折れてるし。ましてや凸部が樹脂ならなおさらです。

ちなみに、こちらの商品を買うのは実は今回が初めてではないのです。というのも、まだ凹凸が作られていなかった頃の商品を買って、固定できなかったのでそれは返品した、という過去があります。そして今回、改善されてと聞いて買ってみたけれどダメだったということで、結構ショックでした。

ただ、現状スルーアクスル用エンド金具としては、これが一番良い製品であることに変わりはありません。

もしかすると、僕の使い方に問題があって壊れてしまっただけかもしれませんし、僕のが弱かったものを引き当ててしまっただけかもしれません。でも、正直、この製品がいくら改善されても、もう買う気はありません。それくらい期待していたし、それだけショックだったということ。

もし、こうすればいいよー的な知恵をお持ちの方がいらっしゃたら、教えて下さい。よろしくお願いいたします。

さて、最後にすこし。
せっかく製品として作り上げられているものを貶すのはあまり好きではありません。きっと製品化するうえで、見えないところでの苦悩があったり、工夫がなされているはずだと思います。加えていうなれば、これは僕個人の意見です。あくまで一個人であるということは強調しておきたいと思います。

このような情報も誰かの役に立つかもしれないし、そうでもないかもしれない、と思いながら書きました。

おしまい


追伸:仕方がないので、自作することにしました。

ただいま試験運用中です。何回か使ってみてよければ記事にするんで、気になる人、申し訳ないのですが、もう少しお待ちください。

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