土曜日の朝、僕は輪行状態にした自転車と、サイドバッグをもって颯爽と電車に乗り込んだ。
電車に乗って比較的すぐに気が付いたのが不幸中の幸い。いま引き返せば少し遅れるくらいで済みそう。2Cにすぐ連絡を入れて引き返す。
ヘルメットを取ってすぐに高麗駅へ再出発、と思ったのだけれど乗り換えが悪くて飯能駅から走った方が早そう。ということで飯能駅に急いでGO!
飯能駅に到着。輪行を解除し急いで高麗駅へ向かう。
めちゃめちゃ踏んだので高麗駅に着いた時には息が切れていた。
急いで2Cを探すと、あれいないぞ?
ラインを確認すると、渋滞で遅れるらしい。自転車で来てるはずなのに遅れるするほどの渋滞とかどんなんだよ。まあ、気持ち良い秋晴れの土曜日、外出しないでおく方が難しいってものよ。
補給食とか飲み物とか買うために近くのコンビニに行ったら、ちょうど入れ違いになってしまった。
待っている間に2Cの自転車の紹介。
ARAYA Muddy Fox For CX Gravel
かっこええ。
と、こんな感じでコンビニで待っていると2Cとようやく合流。
さて、今回のルートはこんな感じ。
高麗駅をスタートし、奥武蔵グリーンラインの方を経由し堂平山の方に一旦行ってから秩父方面に下り、キャンプ場で宿泊っていう感じ。
さ、行ってみよー!
めちゃくちゃ混んでいる国道299号に別れを告げて、細い道に入る。ここからクライムオン!と思ったのだけれど、なんか立て看板が置いてある。
よく見ると、、、
という文字が。
この辺りは先日の台風19号の被害が甚大だったらしい。
2Cもそのことは分かっていたので、通行止めを回避したルートを作ってくれていたのだけれど、それでも通行止めに出会ってしまった。まあ、こればっかりは仕方ない。
混雑した299に戻り、秩父方面へと向かう。
と、そこに真っ赤に燃えるモミジがある神社を発見。寄り道大事ということで寄っていくことに。この辺りの意見が一致していると、二人旅は楽しくなるね。
最近はまっている路地シリーズ。
今回も良き路地でありました。
僕も2Cも遅れたせいでもうすでに時刻はお昼時。「昼飯でも食いながらルート考えようぜ」という話となり、ちょうど近くにあったパン屋さんにそのままイン。
注文したのはカレーパンセットとホットドッグ。
そんでもってこれがほんとに美味しかった。揚げたてカレーパンがこれほど美味しいとは。店内もゆったりとした雰囲気でくつろげたのもgood。また秩父方面に寄ることがあったら行きたいなあ。
さて、相談の結果このまま299を走り、途中正丸峠を登りキャンプ場に向かうことに決定。
案の定交通量が多くて、大型トラックなんかもたくさん通るので、歩道をうまく使いながら走って行くと、正丸峠の入り口に到着。299には正丸トンネルがあり、正丸峠はその旧道にあたる道。
さあ今から登るよー!!
距離も短く、斜度もきつくないので本当に上りやすい。交通量もぐっと減ったこともあって男子大学生2人でわいわいがやがやしゃべりながらのヒルクライム。交通量が多いと話す余裕なんてないし、何言ってるか聞き取れないしね。
何枚か写真を撮ろうと思っていたのだけれど、気が付いたら頂上についてたw
誰かと走ると話すことの方ばっかりになってしまって、気が付いたら写真忘れてたなんてことがよくある。まあ、おしゃべりが楽しいからいいんだけどね。
そしてこの正丸峠、頂上からの景色が素晴らしい。
素晴らしい...
気持ち良い秋晴れということもあって、かなり遠くの方まで見ることが出来る。うん、これはいい峠だ。(何かあったらしく、消防車やら救急車が集まって来ていて、なんだか物々しい雰囲気だったのだけれど。)
さ、ここからは秩父方面に下りキャンプ場に向かうのみ。サクッと下り秩父駅の近くを通り、橋立川キャンプ場へと快走。
と、その時、先行していた2Cが「ストップ!!!」という掛け声と手信号とともに急ブレーキ。なんだ?メカトラか?と思ったら、「今面白そうな自転車屋さんが見えた」とのこと。時間もあるし行ってみようぜ、となりそのままUターン。
行ってみると、そこはメインはMTBとBMX、そこにグラベル系が少しある感じのお店。2CはBMXが大好きなのでアンテナが反応したんだと思う、たぶん。
僕はグラベル系の話を、2CがBMX系の話を店長さんとしていたら、あっという間に時間がたっていた。それだけ面白い話が聞けたし、お店の雰囲気も良かったということなんだけれども。
個人的には店長さんのsurly cross checkの組み方が面白くって、いろいろ聞いてみた。だって、フロントシングルでpualのカンチブレーキでCHRIS KINGのハブに一本一本スポークの色が違うホイール履かせている人なんてほとんどいなくない?
きっとこれで興味が出た人とは仲良くなれると思う(笑)
さて、そんなこんなで話し込んでしまったので、予約していた時間が迫って来ていた。お礼を言ってお店を後にして、キャンプ場へ爆走。
何とか暗くなるまでに到着。テント場に入ると、ものすごく多いわけではないものの、すでに結構な人が。まあ、紅葉シーズンの秩父のキャンプ場となると、まあまあの人が来るものなのね。
人が少なさそうな場所を選んでテント設営
僕はいつも通りモンベルのステラリッジ2型。2Cはなんとテント無し。寝袋+輪行袋で寝るそう。野生児かよ。
直火がOKらしいので、暗くなる前に焚火をするための薪を集めようという話となり、探していると、知らないおじさん2人組に「お兄さんたち、この木切って薪にしない?」と声をかけられ、おじさんの指先を見ると、明らかに幹の状態の流木が横たわっていた。
我々「これ切るんですか?」
おじさん「そう。薪探してるんでしょ?」
我々「あ、はい、そうです」
おじさん「じゃあ、この鋸で切ろうよ」
我々「やってやろうじゃねーか」
ということになり、流木を切ることに。
すごい、、、躍動感、、、!
我々が丸太を切り、おじさんが斧で薪割をするという役割分担ということなり、ひたすら鋸を動かすマシンと化した我々。
何とか薪になった頃には辺りはすっかり暗くなっていた。
何も買ってきていなかったので、とりあえず、晩御飯を買ってこなければ。ということで近くのドラッグストアへ向かい、食材を購入。お風呂はもういいよね、という話になり今日はパス。まあキャンプ場でゆっくりしたかったし。
ちなみに私が今回作るのは、牛乳チキンラーメン。何だかおいしそうだったのでやっていみることにした。
作り方はいたってシンプル。水を牛乳に変えるだけ。それだけだと味気ないなと思ったのでチーズとソーセージも一緒にぶち込む。
お味はというと、非常に罪深い味がしました。おすすめです。(写真は撮り忘れた)
これにお米とか足してリゾットみたいにしてもおいしそうだな、なんてことを思ったり。
先ほどのおじさんに「後で来なよー」といわれていたので、晩御飯を食べ終わったタイミングで行ってみた。
おじさんたちはかなりのキャンプ好きみたいで、いろんな話をしてくれた。キャンプとかの経験を持った人と話ができることってあんまりないからいろいろ聞いていたら、全然違う話とかに飛んで行って、めちゃくちゃ盛り上がってしまった。
それに加えて、鍋やら、雑炊やら、スパムやらいろいろ御馳走してもらったりなんかして、夜はどんどん更けていった。(2Cが、明日は早めに出ようぜ、とか言ってたけど大丈夫なのか、、、?)
実際走ったルート
つづく
さあ、スタート地点である高麗駅に向けしゅっぱーつ!(タイトルと行き先が違うのは後で説明します)
持ち物リストでしっかり持ち物は確認したし、忘れ物はない、、、よな?
財布は持ったし携帯もある。サイコンもサングラスもフロントバッグに入れたし、ヘルメットは玄関に置いておいたし…あれ? 玄関に置いて…おいた? あれ手元にないな…!!!????
うおおおおおお!!!!ヘルメット忘れたー!!!!
ヘルメットを玄関に用意しておいて忘れてくるあたり、小学生の頃からの成長が見られない— Tomy (@Tomy_viajar) November 16, 2019
電車に乗って比較的すぐに気が付いたのが不幸中の幸い。いま引き返せば少し遅れるくらいで済みそう。2Cにすぐ連絡を入れて引き返す。
ヘルメットを取ってすぐに高麗駅へ再出発、と思ったのだけれど乗り換えが悪くて飯能駅から走った方が早そう。ということで飯能駅に急いでGO!
飯能駅に到着。輪行を解除し急いで高麗駅へ向かう。
めちゃめちゃ踏んだので高麗駅に着いた時には息が切れていた。
急いで2Cを探すと、あれいないぞ?
ラインを確認すると、渋滞で遅れるらしい。自転車で来てるはずなのに遅れるするほどの渋滞とかどんなんだよ。まあ、気持ち良い秋晴れの土曜日、外出しないでおく方が難しいってものよ。
補給食とか飲み物とか買うために近くのコンビニに行ったら、ちょうど入れ違いになってしまった。
待っている間に2Cの自転車の紹介。
これは今回撮った写真じゃないんだけど |
ARAYA Muddy Fox For CX Gravel
かっこええ。
と、こんな感じでコンビニで待っていると2Cとようやく合流。
さて、今回のルートはこんな感じ。
高麗駅をスタートし、奥武蔵グリーンラインの方を経由し堂平山の方に一旦行ってから秩父方面に下り、キャンプ場で宿泊っていう感じ。
さ、行ってみよー!
めちゃくちゃ混んでいる国道299号に別れを告げて、細い道に入る。ここからクライムオン!と思ったのだけれど、なんか立て看板が置いてある。
よく見ると、、、
「この先通行止めです」
という文字が。
この辺りは先日の台風19号の被害が甚大だったらしい。
2Cもそのことは分かっていたので、通行止めを回避したルートを作ってくれていたのだけれど、それでも通行止めに出会ってしまった。まあ、こればっかりは仕方ない。
混雑した299に戻り、秩父方面へと向かう。
と、そこに真っ赤に燃えるモミジがある神社を発見。寄り道大事ということで寄っていくことに。この辺りの意見が一致していると、二人旅は楽しくなるね。
もみじ!もみじ!
最近はまっている路地シリーズ。
今回も良き路地でありました。
僕も2Cも遅れたせいでもうすでに時刻はお昼時。「昼飯でも食いながらルート考えようぜ」という話となり、ちょうど近くにあったパン屋さんにそのままイン。
注文したのはカレーパンセットとホットドッグ。
そんでもってこれがほんとに美味しかった。揚げたてカレーパンがこれほど美味しいとは。店内もゆったりとした雰囲気でくつろげたのもgood。また秩父方面に寄ることがあったら行きたいなあ。
さて、相談の結果このまま299を走り、途中正丸峠を登りキャンプ場に向かうことに決定。
案の定交通量が多くて、大型トラックなんかもたくさん通るので、歩道をうまく使いながら走って行くと、正丸峠の入り口に到着。299には正丸トンネルがあり、正丸峠はその旧道にあたる道。
さあ今から登るよー!!
距離も短く、斜度もきつくないので本当に上りやすい。交通量もぐっと減ったこともあって男子大学生2人でわいわいがやがやしゃべりながらのヒルクライム。交通量が多いと話す余裕なんてないし、何言ってるか聞き取れないしね。
何枚か写真を撮ろうと思っていたのだけれど、気が付いたら頂上についてたw
誰かと走ると話すことの方ばっかりになってしまって、気が付いたら写真忘れてたなんてことがよくある。まあ、おしゃべりが楽しいからいいんだけどね。
そしてこの正丸峠、頂上からの景色が素晴らしい。
素晴らしい...
気持ち良い秋晴れということもあって、かなり遠くの方まで見ることが出来る。うん、これはいい峠だ。(何かあったらしく、消防車やら救急車が集まって来ていて、なんだか物々しい雰囲気だったのだけれど。)
さ、ここからは秩父方面に下りキャンプ場に向かうのみ。サクッと下り秩父駅の近くを通り、橋立川キャンプ場へと快走。
と、その時、先行していた2Cが「ストップ!!!」という掛け声と手信号とともに急ブレーキ。なんだ?メカトラか?と思ったら、「今面白そうな自転車屋さんが見えた」とのこと。時間もあるし行ってみようぜ、となりそのままUターン。
行ってみると、そこはメインはMTBとBMX、そこにグラベル系が少しある感じのお店。2CはBMXが大好きなのでアンテナが反応したんだと思う、たぶん。
僕はグラベル系の話を、2CがBMX系の話を店長さんとしていたら、あっという間に時間がたっていた。それだけ面白い話が聞けたし、お店の雰囲気も良かったということなんだけれども。
個人的には店長さんのsurly cross checkの組み方が面白くって、いろいろ聞いてみた。だって、フロントシングルでpualのカンチブレーキでCHRIS KINGのハブに一本一本スポークの色が違うホイール履かせている人なんてほとんどいなくない?
きっとこれで興味が出た人とは仲良くなれると思う(笑)
さて、そんなこんなで話し込んでしまったので、予約していた時間が迫って来ていた。お礼を言ってお店を後にして、キャンプ場へ爆走。
何とか暗くなるまでに到着。テント場に入ると、ものすごく多いわけではないものの、すでに結構な人が。まあ、紅葉シーズンの秩父のキャンプ場となると、まあまあの人が来るものなのね。
人が少なさそうな場所を選んでテント設営
僕はいつも通りモンベルのステラリッジ2型。2Cはなんとテント無し。寝袋+輪行袋で寝るそう。野生児かよ。
直火がOKらしいので、暗くなる前に焚火をするための薪を集めようという話となり、探していると、知らないおじさん2人組に「お兄さんたち、この木切って薪にしない?」と声をかけられ、おじさんの指先を見ると、明らかに幹の状態の流木が横たわっていた。
我々「これ切るんですか?」
おじさん「そう。薪探してるんでしょ?」
我々「あ、はい、そうです」
おじさん「じゃあ、この鋸で切ろうよ」
我々「やってやろうじゃねーか」
ということになり、流木を切ることに。
すごい、、、躍動感、、、!
我々が丸太を切り、おじさんが斧で薪割をするという役割分担ということなり、ひたすら鋸を動かすマシンと化した我々。
何とか薪になった頃には辺りはすっかり暗くなっていた。
何も買ってきていなかったので、とりあえず、晩御飯を買ってこなければ。ということで近くのドラッグストアへ向かい、食材を購入。お風呂はもういいよね、という話になり今日はパス。まあキャンプ場でゆっくりしたかったし。
ちなみに私が今回作るのは、牛乳チキンラーメン。何だかおいしそうだったのでやっていみることにした。
作り方はいたってシンプル。水を牛乳に変えるだけ。それだけだと味気ないなと思ったのでチーズとソーセージも一緒にぶち込む。
お味はというと、非常に罪深い味がしました。おすすめです。(写真は撮り忘れた)
これにお米とか足してリゾットみたいにしてもおいしそうだな、なんてことを思ったり。
先ほどのおじさんに「後で来なよー」といわれていたので、晩御飯を食べ終わったタイミングで行ってみた。
おじさんたちはかなりのキャンプ好きみたいで、いろんな話をしてくれた。キャンプとかの経験を持った人と話ができることってあんまりないからいろいろ聞いていたら、全然違う話とかに飛んで行って、めちゃくちゃ盛り上がってしまった。
それに加えて、鍋やら、雑炊やら、スパムやらいろいろ御馳走してもらったりなんかして、夜はどんどん更けていった。(2Cが、明日は早めに出ようぜ、とか言ってたけど大丈夫なのか、、、?)
実際走ったルート
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走行距離53㎞ 獲得標高733m |
つづく
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