むくり。寒いな...。
昨日暑いからと脱いだフリースを再び着て、シュラフの中で丸くなる。
そう、ここは秩父にあるキャンプ場。時計を見ると、針は6時20分を指していた。
シュラフでぬくぬくしたい気持ちを何とか抑え込みテントから出てみると、外はかなり明るくなっていた。ピンと張りつめたように冷えていた。
6時半になったので、気持ちよさそうに輪行袋の中で寝ている2Cを叩き起こす。ほんとに野生児だな。
昨日の話はこちらから。
パンとコーンスープという簡単な朝ごはんを作る。簡単なものでも美味しく感じてしまうんだから、キャンプはずるいよなあ。
朝露に濡れたテントをかたし、走る準備をする。まだ、頭がぼーっとしているところから、こうやって準備をしていると、少しづつ思考がクリアになっていく。
ついでに体も暖まってきた。
朝露で濡れたテントのおかげで手は完全にかじかんでしまったけどね。
さ、二日目スタート!
ルート予定はこんな感じ。
土坂峠を通り、御荷鉾スーパー林道を下った後、寄居まで行く感じ。
サクッと土坂峠の入り口に到着!
さあ、登るぜー登るぜー!!
いい感じに紅葉してくれている。
今回はもう紅葉が終わってしまっているかもね、なんて話していたんだけど、ラッキーなことにしっかり紅葉していた。
何だか、こう、すごく嬉しい気持ちになる。我ながら本当に単純だと思う。
こういうとき、一人旅なら一人きりで感動しているだけなのだけれど、二人旅なら「すっごい紅葉だね」なんて話しながら行ける。楽しさが「共有できる」っていうのが複数人で行く旅の良さだよなあ。
それと、写真を撮ってもらえる。あんまり自撮りとかしないから自分が被写体になることはほとんどない。このショット貴重ですよ!!笑
これも二人旅の良さかしらね。
この土坂峠、2Cは高校生の時に登ったことがあるらしい。(2Cは高校から部活で自転車に乗っていた)
その時の記憶によると、中盤にきつい坂が来るらしい。そしてその中盤、やっぱり来た!きつい坂!
今回はフルキャンピング仕様なのでなかなかに応えるものがある。斜度としては10%は優に超えている感じだったかしら。
まあ、そういうときはこんな感じで休憩を取りながら。
ゆるゆる登るのが好きなもんで(早く登ることが出来ないだけ)
おー!いい紅葉!いい紅葉!
カーブを曲がるたびに、色づいた景色を見せてくれるので登っていて飽きない。
飽きないんだけど、登るペース早くないか...!?
2Cは高校から自転車乗っていて、体力があるもんだから、いいペースで引いてくれる。ただ、早すぎて千切られるほどじゃないってのがまたね。しんどい。
何だろ、ばてる一歩手前のペースでずっと登っていく感じ。頑張ればついていける。ただ、写真なんか撮っているといつの間に離れているので、また頑張って追いつく。
多分一人ならこんなペースでは登らないね、きっと。
そんな感じで回していると、登り切りに到着!
登り切りが県境っていうのがまたいいね。
本当だったら、ここから御荷鉾スーパー林道の方に行く予定だったのだけれど、朝のスタートが遅くなってしまったのと、意外と疲れてしまったので今回はパス。
そのまま神流湖の方へと下っていく。
いい感じの赤い橋があったので写真!写真!
そのあとも湖沿いに走る。
気になった道は突っ込んでいくスタイルで。二人ともグラベルロードなもんで、舗装が悪かろうが問題なし。むしろそういう道が好き。
神流湖に別れを告げて先に進む。
神流湖の辺りは冬桜が有名らしく結構混んでいた。というか、そっちの方に進もうと思ったら、渋滞で全く進めなくなっていた。
いい感じのもみじが見つかったので再び写真。
いいねえ。
なんて夢中に写真を撮ってたら、
撮ってる姿を撮られてたwww
そろそろお腹も減ってきた。もうすでに時刻はお昼時を過ぎていた。
さっきからずっとランチを探していたのだけれど、近くにあんまりなくって先延ばしになっていた。
しかし!もう我慢の限界!というところで、一軒の蕎麦屋さんが見えてきた。
もちろんそのまま入る。
なかなかの人気店らしく、お昼時は過ぎたのに、並んでいる人がいて名前を書いて呼ばれるのを待つ。
さて、店内に呼ばれてからも首を長くして待っていると、ようやく来た!
温かいそば!と
天ぷら!
腹ペコで冷え切った体にしみわたるぅ~!
ペロリと食べてしまった。(急いで食べたせいで口の中やけどしてしまったのはここだけの秘密)
御馳走様でした。
さて、その後はそのまま寄居駅へ。
ただ、2Cがいいペースで引いてくれたおかげで寄居駅に思ったよりも早く着くことが出来たので、乗り換えを減らすために小川町までサクッと走って今回の旅は終了。
わいわい話したり、楽しさが共有出来たり、写真を撮ってもらえたりと、やっぱり二人旅は二人旅で楽しいな、と再確認した旅でした。
実際走ったコース
おしまい
昨日暑いからと脱いだフリースを再び着て、シュラフの中で丸くなる。
そう、ここは秩父にあるキャンプ場。時計を見ると、針は6時20分を指していた。
シュラフでぬくぬくしたい気持ちを何とか抑え込みテントから出てみると、外はかなり明るくなっていた。ピンと張りつめたように冷えていた。
6時半になったので、気持ちよさそうに輪行袋の中で寝ている2Cを叩き起こす。ほんとに野生児だな。
昨日の話はこちらから。
パンとコーンスープという簡単な朝ごはんを作る。簡単なものでも美味しく感じてしまうんだから、キャンプはずるいよなあ。
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photo by 2C |
朝露に濡れたテントをかたし、走る準備をする。まだ、頭がぼーっとしているところから、こうやって準備をしていると、少しづつ思考がクリアになっていく。
ついでに体も暖まってきた。
朝露で濡れたテントのおかげで手は完全にかじかんでしまったけどね。
さ、二日目スタート!
ルート予定はこんな感じ。
土坂峠を通り、御荷鉾スーパー林道を下った後、寄居まで行く感じ。
サクッと土坂峠の入り口に到着!
さあ、登るぜー登るぜー!!
いい感じに紅葉してくれている。
今回はもう紅葉が終わってしまっているかもね、なんて話していたんだけど、ラッキーなことにしっかり紅葉していた。
何だか、こう、すごく嬉しい気持ちになる。我ながら本当に単純だと思う。
こういうとき、一人旅なら一人きりで感動しているだけなのだけれど、二人旅なら「すっごい紅葉だね」なんて話しながら行ける。楽しさが「共有できる」っていうのが複数人で行く旅の良さだよなあ。
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photo by 2C |
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photo by 2C |
これも二人旅の良さかしらね。
この土坂峠、2Cは高校生の時に登ったことがあるらしい。(2Cは高校から部活で自転車に乗っていた)
その時の記憶によると、中盤にきつい坂が来るらしい。そしてその中盤、やっぱり来た!きつい坂!
今回はフルキャンピング仕様なのでなかなかに応えるものがある。斜度としては10%は優に超えている感じだったかしら。
まあ、そういうときはこんな感じで休憩を取りながら。
ゆるゆる登るのが好きなもんで(
おー!いい紅葉!いい紅葉!
カーブを曲がるたびに、色づいた景色を見せてくれるので登っていて飽きない。
飽きないんだけど、登るペース早くないか...!?
2Cは高校から自転車乗っていて、体力があるもんだから、いいペースで引いてくれる。ただ、早すぎて千切られるほどじゃないってのがまたね。しんどい。
何だろ、ばてる一歩手前のペースでずっと登っていく感じ。頑張ればついていける。ただ、写真なんか撮っているといつの間に離れているので、また頑張って追いつく。
多分一人ならこんなペースでは登らないね、きっと。
そんな感じで回していると、登り切りに到着!
登り切りが県境っていうのがまたいいね。
本当だったら、ここから御荷鉾スーパー林道の方に行く予定だったのだけれど、朝のスタートが遅くなってしまったのと、意外と疲れてしまったので今回はパス。
そのまま神流湖の方へと下っていく。
いい感じの赤い橋があったので写真!写真!
そのあとも湖沿いに走る。
気になった道は突っ込んでいくスタイルで。二人ともグラベルロードなもんで、舗装が悪かろうが問題なし。むしろそういう道が好き。
神流湖に別れを告げて先に進む。
神流湖の辺りは冬桜が有名らしく結構混んでいた。というか、そっちの方に進もうと思ったら、渋滞で全く進めなくなっていた。
いい感じのもみじが見つかったので再び写真。
いいねえ。
なんて夢中に写真を撮ってたら、
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photo by 2C |
撮ってる姿を撮られてたwww
そろそろお腹も減ってきた。もうすでに時刻はお昼時を過ぎていた。
さっきからずっとランチを探していたのだけれど、近くにあんまりなくって先延ばしになっていた。
しかし!もう我慢の限界!というところで、一軒の蕎麦屋さんが見えてきた。
もちろんそのまま入る。
なかなかの人気店らしく、お昼時は過ぎたのに、並んでいる人がいて名前を書いて呼ばれるのを待つ。
さて、店内に呼ばれてからも首を長くして待っていると、ようやく来た!
温かいそば!と
天ぷら!
腹ペコで冷え切った体にしみわたるぅ~!
ペロリと食べてしまった。(急いで食べたせいで口の中やけどしてしまったのはここだけの秘密)
御馳走様でした。
さて、その後はそのまま寄居駅へ。
ただ、2Cがいいペースで引いてくれたおかげで寄居駅に思ったよりも早く着くことが出来たので、乗り換えを減らすために小川町までサクッと走って今回の旅は終了。
わいわい話したり、楽しさが共有出来たり、写真を撮ってもらえたりと、やっぱり二人旅は二人旅で楽しいな、と再確認した旅でした。
実際走ったコース
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走行距離93㎞ 獲得標高1374m |
おしまい
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