グラベルロードが流行し、ロードバイクのディスクブレーキ化の流れが止まらない昨今。
ディスクブレーキ化することのメリットは様々なところで語られているいるし、その恩恵を僕も、もちろん享受している。
そして同時に語られる、スルーアクスル化。
まあ正直剛性が上がるとかよく分かんないけど、ダートを走った時にずれたりしてローターが擦ったりしないことや、輪行した時に簡単にパッドとローターの正しい位置を決定できることのメリットは大きい。
ただ、デメリットがある。そう、皆さん、縦型の輪行袋、諦めてませんか。
やっぱり個人的には、輪行の時に省スペースとなる縦型の方が良いと思っています。たとえ、エンド金具をもっていかないといけないとしても。どんな電車かどうかも乗るまで分からないこともあるし。
ただ、このエンド金具が厄介。
ようやくオーストリッチが出してくれましたが、タイオガのは正直いまいち。
じゃ、ないものは自分で作ればいいじゃない!ということで自作してみることに。(これを自作した時点では、オーストリッチのやつがまだ発売されていなかった。)
ただ、1から自分で作るのは難しいなと思ったので、ロード用の物を改造してみることにしました。
ただ、新しくロード用のを買って失敗するのは嫌だったので、部室に眠っていた誰も使っていないロード用のエンドを再利用。(部室掃除をした人だけの特権だよね)
さて、どのように固定するかというと、原理としてはクイックリリース用の物と同じ。ただ、エンド幅がロード用の130㎜から142㎜になるので、その分の12㎜分のスペーサーを足して、シャフトの太さがクイックリリースの細いものから12㎜になるのでパイプも太いものに変えればいいという考え。
使った材料はこちら
・ロード用エンド金具
・アルミパイプ(外径16㎜ 厚さ1㎜)
・スペーサー(外径17㎜ 内径12㎜ 長さ6㎜)
それではここから作業に入ります。
まずは、クイックリリースを通している穴を拡張。
ボール盤を使って直径13㎜で穴をあけてあります。
次にアルミパイプを加工していきます。
といっても、もともとついていたアルミパイプと同じ長さに糸鋸でカットするだけ。
以上で作業はおしまい。
ちなみに、今回作業はこういったことが得意な父親にお願いしました。このくらいの加工であれば我が家にはそういった機械やらなんやらがそろっているので、問題ありません。(父親の趣味です)
しかしこういった加工ができない方もいるかと思います。そういった方はホームセンターにお願いするか、あるいは町工場にお願いするかのいずれかになるかと思います。(やってもらえるかは不明ですが)
グダグダと長く語ってきましたが一応そんな感じです。
ということで完成形はこちら!
我ながら良い出来栄え。(自分が作業したわけでもないですが)
スペーサーの厚さとパイプ径を変えればMTBとかにも流用できるかと思います。
自作した後に気が付いたんですが、オーストリッチの新発売されたやつとほとんど一緒ですね。なんで結構オーストリッチのやつもいいと思います。自作するのが面倒な人はいい選択肢かと。
ちなみに使い方はWORLDCYCLEのこの動画と全く同じ。
エンドにシャフトを通し、スペーサーを入れてアーム部を通し、パイプを通し、もう一つのスペーサーを通した後に固定すればOK。
では次に、タイオガのリアエンドホルダーと比べてみましょう。
まずは、サイズ。
右から、タイオガのリアエンドホルダー、改造エンド金具、iPhone6
見ての通り、非常にコンパクト。タイオガのリアエンドホルダーだと、輪行袋に一緒に収納できなかったのですが(私が不器用だからかもしれませんが)、改造エンド金具では、ロード用エンド金具と同様に輪行袋の中に収納できます。
次に重さ。
まずはタイオガのリアエンドホルダーから。
公表値が180gだったのでまあ、こんなもんでしょう。
次に改造エンド金具。
かるい!かるい!
およそ100グラムほどの軽量化に成功です。個人的には、クロモリの重たいツーリングバイク(13㎏くらい)に乗っている時点で100gくらいどうってことないんだけど、シリアスなグラムカッターの方は結構大きいのではないでしょうか。シリアスなグラムカッターがディスクブレーキに乗っているのかは疑問ですが。
こんな感じで、ロード用エンド金具をスルーアクスル用に改造した話はおしまいです。もし何か疑問点があれば、コメント欄にでも残しておいてくださいな。
まあ、ここまで読んでくださった皆さんには蛇足かとは思いますが、この記事における不利益の一切の責任は負いかねますので、自己責任でお願いします。
おしまい
ディスクブレーキ化することのメリットは様々なところで語られているいるし、その恩恵を僕も、もちろん享受している。
そして同時に語られる、スルーアクスル化。
まあ正直剛性が上がるとかよく分かんないけど、ダートを走った時にずれたりしてローターが擦ったりしないことや、輪行した時に簡単にパッドとローターの正しい位置を決定できることのメリットは大きい。
ただ、デメリットがある。そう、皆さん、縦型の輪行袋、諦めてませんか。
やっぱり個人的には、輪行の時に省スペースとなる縦型の方が良いと思っています。たとえ、エンド金具をもっていかないといけないとしても。どんな電車かどうかも乗るまで分からないこともあるし。
ただ、このエンド金具が厄介。
ようやくオーストリッチが出してくれましたが、タイオガのは正直いまいち。
じゃ、ないものは自分で作ればいいじゃない!ということで自作してみることに。(これを自作した時点では、オーストリッチのやつがまだ発売されていなかった。)
ただ、1から自分で作るのは難しいなと思ったので、ロード用の物を改造してみることにしました。
ただ、新しくロード用のを買って失敗するのは嫌だったので、部室に眠っていた誰も使っていないロード用のエンドを再利用。(部室掃除をした人だけの特権だよね)
さて、どのように固定するかというと、原理としてはクイックリリース用の物と同じ。ただ、エンド幅がロード用の130㎜から142㎜になるので、その分の12㎜分のスペーサーを足して、シャフトの太さがクイックリリースの細いものから12㎜になるのでパイプも太いものに変えればいいという考え。
使った材料はこちら
・ロード用エンド金具
・アルミパイプ(外径16㎜ 厚さ1㎜)
・スペーサー(外径17㎜ 内径12㎜ 長さ6㎜)
多分オーストリッチのやつ |
右が新しく購入したもの。左はもともとの物。 |
6㎜のスペーサー×2 |
それではここから作業に入ります。
まずは、クイックリリースを通している穴を拡張。
ボール盤を使って直径13㎜で穴をあけてあります。
次にアルミパイプを加工していきます。
といっても、もともとついていたアルミパイプと同じ長さに糸鋸でカットするだけ。
以上で作業はおしまい。
ちなみに、今回作業はこういったことが得意な父親にお願いしました。このくらいの加工であれば我が家にはそういった機械やらなんやらがそろっているので、問題ありません。(父親の趣味です)
しかしこういった加工ができない方もいるかと思います。そういった方はホームセンターにお願いするか、あるいは町工場にお願いするかのいずれかになるかと思います。(やってもらえるかは不明ですが)
グダグダと長く語ってきましたが一応そんな感じです。
ということで完成形はこちら!
我ながら良い出来栄え。(自分が作業したわけでもないですが)
スペーサーの厚さとパイプ径を変えればMTBとかにも流用できるかと思います。
自作した後に気が付いたんですが、オーストリッチの新発売されたやつとほとんど一緒ですね。なんで結構オーストリッチのやつもいいと思います。自作するのが面倒な人はいい選択肢かと。
ちなみに使い方はWORLDCYCLEのこの動画と全く同じ。
エンドにシャフトを通し、スペーサーを入れてアーム部を通し、パイプを通し、もう一つのスペーサーを通した後に固定すればOK。
では次に、タイオガのリアエンドホルダーと比べてみましょう。
まずは、サイズ。
右から、タイオガのリアエンドホルダー、改造エンド金具、iPhone6
見ての通り、非常にコンパクト。タイオガのリアエンドホルダーだと、輪行袋に一緒に収納できなかったのですが(私が不器用だからかもしれませんが)、改造エンド金具では、ロード用エンド金具と同様に輪行袋の中に収納できます。
次に重さ。
まずはタイオガのリアエンドホルダーから。
公表値が180gだったのでまあ、こんなもんでしょう。
次に改造エンド金具。
かるい!かるい!
およそ100グラムほどの軽量化に成功です。個人的には、クロモリの重たいツーリングバイク(13㎏くらい)に乗っている時点で100gくらいどうってことないんだけど、シリアスなグラムカッターの方は結構大きいのではないでしょうか。シリアスなグラムカッターがディスクブレーキに乗っているのかは疑問ですが。
こんな感じで、ロード用エンド金具をスルーアクスル用に改造した話はおしまいです。もし何か疑問点があれば、コメント欄にでも残しておいてくださいな。
まあ、ここまで読んでくださった皆さんには蛇足かとは思いますが、この記事における不利益の一切の責任は負いかねますので、自己責任でお願いします。
おしまい
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