起きた。
前回はこちら。
この日の予報は朝から雨が降り、10時ごろから曇り。
ただ、この時点ではまだ雨は降っていなかった。
早めにテントを撤収しなければ。
濡れたテントというのは実に厄介だ。
重いし、濡れたまま運ぶことになるので生地は痛むし、何より臭い。できれば旅の中で出会いたくはない。まあ、あの匂いを嗅ぐと「旅をしているなあ」と感じるし、サイクリング部の合宿をしてる気分になれるけど。(WCCのテントは全部臭い)
テント撤収の前にとりあえず飯。
お湯だけで出来るマグカップ用のシチューを発見したので、使ってみたけど、これ結構おいしい。今まで牛乳を用意しなきゃなんないのと量が多いのが嫌で、ホワイトシチューは敬遠してたのだけど、これは結構アリ。パスタとかぶち込んでクリームパスタ風にしても良さそう。
(使ったシチューはこれ↓)
ご飯を食べた後はテント撤収。
その後は出発…では無くて、雨が止むまでこの日は同じキャンプ場にいた、バイクパッキング旅していたおじさんと、ルイガノのハードテールで5万キロは旅したという4バックスタイルで旅をしていたおじさんと、色々話をしたりしていた。
僕「あの、その自転車に括り付けてあるビニール傘何に使うんですか?」
ルイガノおじさん「ああ、これ?これはね、クマよけ」
僕「???!!??!?」
ルイおじ「ほら、野生動物っていきなり大きくなるものに驚く習性があるっていうじゃん?
だから、熊が出てきたら、バッて広げれば撃退できるかなって」
僕「??????!!!!!??!?!?」
みたいな会話をしていました。
ホントに熊撃退できたのかめちゃくちゃ気になる。
10時頃になると雨がやんできたので出発。
とはいってもこの日は既に美馬牛に宿を取っていたので、真っ直ぐ行けば30㎞ほどしかないので、気楽。ただ、真っ直ぐ行くのも面白みがないので、良さげな脇道があったら構わず突っ込んでいくスタイルで。
「日本で最も美しい村連合」らしい
以下、ふらふらしていた写真を。
四季彩の丘なる場所でちょっとコロッケ。
というのはついでで、本当は家族にお土産を送るのが本当の目的。
我が家は、お菓子よりも野菜の方が喜ばれるのでトウモロコシを送り付けといた。実際、家に帰ってから僕も食べたのだけど、びっくりするほど甘いし美味しかったので、さすがは北海道だな、と。
ここのトウモロコシ、オススメです。
ときどきグラベルも
「ジェットコースターの道」
旅の途中で、知らないおばさんから「深山峠からの景色がグンバツよ!」(ジェネレーションギャップを感じた)と言われてきたけど、この天気じゃあね。
美馬牛や美瑛は細かい道が入り組んでいるので結構、探索するのは楽しかった。まあ、天気が良ければもっといい写真が撮れたんだろうけど、まあ仕方ないかな。一応明日もこの辺りにいる予定なので、明日はいい景色が見えるといいななんて思っていた。明日の予報は晴れだし。(これがフラグなことを僕は知らない)
お腹いっぱいになるまで探索した後は宿へ。
ちなみに、この日の宿にある期待をしていたんです。というのも実は、父と母が初めて出会ったのって実は美瑛の宿なんですよ(この宿じゃないけど)。父が宿のヘルパーをしていて、母が旅で訪れたとかなんとか。つまり僕にもそんなこんながあるんではないか、と。
出発前に父から「もしかしたら、もしかするかもしれないぞ」なんて冗談で言われていて、「あるわけねえだろ」とか言ってたんですけど、まあ心のどこかに引っかかってたんです。それと日程上、北海道で宿を取るのはこの日が最後なので、最後のチャンス(なんのチャンスだ)なわけです。
というわけで、淡い淡い、オフホワイトよりも淡い期待を抱いて宿に入ったのですが、、、、
\ 宿泊者 1名 /
現場からは以上でした。
気を取り直して晩御飯。
地元の野菜をふんだんに使った、宿主さんこだわりの晩御飯は、どれももちろん美味しかったです。ご馳走さまでした。
その後は、どうやって苫小牧まで行くかのルートがいまだに定まってなかったので、ライダーだったという宿主さんと色々話してルートを決めるなどしていた。地元の人に勝る情報というは今までの経験上ないと思う。それと、そうやっていろんな人に聞いたりするの楽しいみたいな部分もあるので。
宿泊者は一人なので、相部屋用のこの部屋を一人で使わせてもらえました。やったね。
つづく。
実際走ったルート
走行距離:70㎞ 獲得標高:774m |
訪問日:2020.8.20
コメント
コメントを投稿