『夏休み北海道旅』17日目 望岳台・美瑛~富良野

むっくり。

起きたときには、思っていたよりもひんやりしていた。

この気温ならクーラーはいらないな。

そう思っていたが、宿主さんは「最近暑くなってね、クーラー欲しい日もあるんだよ」と言っていた。
でも、この日は真夏とは思えないくらい、ひんやりしていた。


昨日の話はこちら。

 


豪華な朝食をいただいた。
フレンチトーストは甘すぎず。
かといって甘さが全くないわけでもなくていい塩梅。
好みの味付けでした。御馳走様。

この日は昨日と同じで美瑛・美馬牛エリアをぐるぐるする予定。
天気予報は、晴れ。
とは言うものの、空には雲がかかっていた。
「晴れますかね」
宿主さんに聞いてみた。

すると、「望岳台の方は晴れているらしい」とのこと。

その言葉を信じて、とりあえず望岳台を目指した。


深山峠のすぐそばにあった宿からは基本的にずっと登り。
とはいえ、斜度は北海道らしくなだらか。
20㎞を過ぎるまでは斜度5%以下。
それを過ぎても基本は6%前後。





後半になるにつれて視界が開けてきた。
ここまでこれば、もう少し。
望岳台への分岐をしたところから10%を超えてきたけど、短い距離だった。


というわけで、望岳台に到着。
ここまで25㎞以上登りっぱなしというと、なかなかだけど、その言葉に比べてそこまでのきつさはなかった。17日間も北海道を走り回っていて脚力が付いたってのもあるけど、結構イージー。


あ、そうだ。
天気は?
晴れって言ってなかったけ?


このまま引き返してもいいけど、せっかくここまでここまで来たので、もう少し上まで歩いてみることに。ちゃんと準備も何もしてないので、とりあえず駐車場が見えるまでと範囲を決めてぶらぶらと。




噴煙を上げる十勝岳








活火山だ。




ひとしきりぶらぶらして満足したので、引き返して美瑛・美馬牛エリアの写真を撮りに向かった。


途中で見つけた農道グラベルを少しつなぎながら。


宿で教えてもらった見晴らしのいい、気持ちいい道へ。
おかしいな、今日の予報、晴れなんだけどな






少し早い時間だったけど、昼食へ。
観光地なので、昼時は混むだろうし、混むのは嫌なので。


美瑛の駅近くにあった、いい感じの店へ入ってみた。
入ってみるか見ないかは、基本直感。


思ったより、思ったより、「いい感じ」の店だった。
この昭和で止まってる感じ。
知らない曲ばっかりだけど、何だろうこの懐かしさは。


注文したのは、ハンバーグとソーセージのセットプレート。
ソーセージは有名な「歩人」のもの。
それに負けないハンバーグのおいしさ。
どっちも食べられるセットプレートで良かった。
ご馳走様でした。



気を取り直して後半戦。
午後は晴れてくれるだろうか。

昨日探したよさげなポイントと、宿で教えてもらったポイントを中心にぶらぶらと回ってみた。言葉はあんまりいらないだろうから、以下写真をつらつらと。



農道グラベル







丘陵地帯、アップダウン多し


はたらくくるま



何の花だろう。そばとかだろうか。









北海道らしさ








ぐねぐねした









深山峠まで戻ってきた。
いや~いい景色!

だけど、結局晴れなかったな。
晴れ予報とは。

このとき、少し急ぎ目にまわってしまったことをちょっと後悔していた。
何というか、いい景色を探してポイントを見るみたいな。
もう少しゆっくりのんびり回ればよかった。
そう思う頃には、日が傾いていた。
また来よう。
いつか、また、もう少しゆっくり走りに来よう。



名残惜しさに後ろ髪を引かれながら、日が暮れてしまうので富良野方面へと移動。
富良野の近くにある川あたりだと野宿できそうだったので。
美馬牛からは30㎞ほど。
日が傾き始めていたので、急ぎ気味で走った。

野宿場所を確認した後は、温泉へ。
山の上にある温泉を後にして、下りの途中にあった美味しそうなお店へ。


注文したのは、チキンソテー。



ほんのりレモンが香るチキンソテーはもちろんのこと、焼き野菜がびっくりするほど美味しかった。野菜自体が美味しいのはもちろんなんだけど、それを引き出す焼き方をしてるような、そんな感じと言えば伝わるだろうか。




晩御飯を食べた後は、寝るだけ。
目を付けていた場所で野宿した。

つづく。




実際走ったルート。

走行距離:134㎞ 獲得標高:1665m



訪問日:2020.8.21




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