『房総林道ライド改め隧道ライド』

就活の合間を縫ってちょっとライドに行ってきました。
今回は写真をメインにざざっとまとめます。
行先は千葉の林道群。
具体的にいうと、保田見・山中・大山・横尾・柚ノ木辺り。
千葉県の林道のメインというか、知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な林道群です。数年前の台風で長らく通れなくなっていましたが、Twitterで通行している人を観測したので、行ってみることに。

スタートは上総湊駅。
東に少し進んだ後に、保田見林道へ。



路面はというとほぼ舗装路で、時々砂利道。
ただ、舗装と言っても、簡易舗装だし苔むしている上に、かなりひび割れている上に落石も結構多かった。いわゆる林道という感じ。昨日に降った雨のおかげでかなり滑りやすくなっていて、斜度がきつい下りのところは結構怖い場所もあった。



写真が少ないのは余裕の無さの表れ。
察して。

はい次!


みんな大好き山中林道。
千葉県の中でもかなり有名な林道。
基本全線ダート。


これは……行ける…のか?

怪しいけどとりあえず凸。


新緑が綺麗な季節。
結構この季節が好き(どの季節も言ってる気がする


このサイズの落石があったら潔く死ぬほかない。

なんて考えていると、、、

「バキッッッッッッッ!!!!!!!」





んあ?

折れてる。
ディレイラーハンガー、折れてる。

心当たりはある。いっぱいある。
輪行の時ぶつけてたし、こけたりしてるし、倒したりもしてるしな。

当然、こんなことでライド終了する訳にはいかない。
逆境でリカバリーできるかどうかが、サイクリングを楽しめるかどうかの分かれ目(と思ってる)。

とりあえず、周りはサルらしきガサゴソ音が聞こえてきてるし、蜂もぶんぶん飛んでいるので、とりあえずミッシングリンクを外してチェーンとディレイラーだけ取ってバッグにイン。

チェーンがなくても下ることは出来る。
山中線に入ってから来た道は基本下り。
諸々考えるのは戻ってから。




キセキレイだ。
あんまり都会では見ないけど、森に入れば割と見られる。
キビタキとかもそうだけど黄色い鳥って結構好き。


説得力の塊。

そんなこんなで県道まで下って、東屋でチェーンをイジイジ。


良い感じ!
チェーンテンションも問題なさそう。

どうでもいい話だけどクランクブラザーズのチェーンカッター付きマルチツール、結構使いにくかった。固すぎて、普通に手にくい込みすぎて血が出た。何とか切れたけど。

使える≠無傷で使える

ちゃんとした小型チェーンカッターを買おう。



そのあとは県道182号線を北上した。

スピード自体はどんなに頑張っても20km/hほど。
それ以上は空回ってしまうし、そもそも全力で踏むとチェーンが暴れて違うギアに入ったりして、クランクがロックされたりするので無理。多分人生で一番丁寧なペダリングだった。(ペダリング矯正にいいのでは?

ギアって偉大。

そう思う反面、クランクの回転が軽くなったのも事実。ディレイラーの抵抗というかプーリーの抵抗というか、そんなんもまあまああるんだなと。別にめちゃくちゃ回転の軽いビックプーリーとか欲しいとは思わないけど、ある程度意味はあるのかも知れないと思った。というか、今までほとんど意味ないと思ってた。

あと、シングルにして案外走れる(瞬間斜度10%くらいまで踏めた)のはびっくりした。ギアが無いと全然登れないって思ってた。思い込みって怖い。ギアがない分迷わないし、シンプルだし、潔いのでその点はいい感じ。

ちょっと、、、いや、かなりピスト欲しくなったかも。前々から欲しかったのだけど、以前にもまして欲しくなった。買っちゃおうかな



国道まで北上して昼飯!


あっさり系ラーメン。
ご馳走様でした。

さて、この後どうしよう。

このまま帰るのはもったいなさ過ぎる。
この先数日間天気は悪そうだし、せっかく輪行までしてきたわけだし。
とはいってもシングルなので長い登坂は厳しいし、段差とかでチェーンが暴れると漕げなくなるので、荒れた林道とかも厳しい。

色々考えた結果、タイトル通り隧道をめぐってみることに。


というわけで、一発目、宇藤木トンネル。
千葉県っぽくない、この断崖。
どっちかっていうと紀伊半島っぽさもあるような。




反対から見るとこんな感じ。

結構ここ好きな場所だった。






お次は名無しの隧道。
県道88号線からちらりと見えたので気になって来てみた。



ここも思ってたよりもいい雰囲気だった。



次!


燈篭坂大師の切通しトンネル!
近くまで来たことはあっても寄ったことは無かった場所。
ここは結構有名かしら。






折角なので大師の方もお参りしていきました。


大師は弘法大師だったか。
いつも思うけど空海関連の場所ってほんと日本全国どこにでもある。空海ってほんとは複数人いたんじゃないかって時々思うほど。今みたいに顔写真があるわけじゃないし、「私が空海だ」って言ったら割と信じてもらえたんじゃないかって思わなくはない。






空海と言えば京都の東寺を貰っていた事で有名だけど、ここはこんな感じで鳥居があった。明治の神仏分離を免れたんだろうか。それとも神社として作られたんだろうか。





シングルにしてから40㎞ほど走って、そろそろ疲れてきたので、竹岡駅から輪行した。



新型車両に揺られて帰った。


おしまい。

実際走ったルート

走行距離:60㎞ 獲得標高:957m


訪問日:2021.5.14


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