『九州~山口キャンプライド』6日目 萩~長門峡~周南 山の一日編

パラパラ。
またか。また雨なのか。
テンションが下がりながら、テントを出てみるとやっぱり雨。しかも寒い。
カップうどんと冷たくなったおにぎりを食べて出発。
今日のコースはこんな感じ。
長門峡にかすりながら岩国方面へ。基本的には移動日的な位置づけ。





雨。
そして走っていてずっと思っていたんだけど、山口県のガードレールって黄色。なんでなのかしら?しかもかなり鮮やか。黄色というより山吹色に近いかも。


ほんとに山の中でほとんど車には合わない。多分こんなところで事故っても誰も気づかなさそう。


観光地もいいけど、やっぱりこういう景色が一番好き。


雨のせいか、神秘的な雰囲気。
もののけ姫の世界に迷い込んだ感じがする。でっかい猪とか狼とか出てきても違和感ない。


どのあたりが長門峡なのかはっきりわからなかったけど多分この辺り。
どうしてこんなに高くそびえたっているのだろう。川の流れで削られて作られたんだろうか。悠久の時間の流れを感じる。

この長門峡は実際ほとんど下調べなしで来たので、感動する。どこかで見た写真と同じ風景なんかよりもずっとずっと。

ずっとこんな感じで川沿いの道を走っていく。
基本的に前半は上りなので、ゆっくりと軽いギアでくりくり回しながら進む。こういうとき、フロント3速の恩恵を感じる。
すでにチェーンのオイルがきれてしまっていて、キーキー鳴っている。やっぱりオイルは持ってくるべきだったかな。


ちょっとずつ進んでいくと晴れ間が見えてきた!
山口県の家って瓦葺きの屋根の家が多い。というか山間部に行くとそれしかない。これと昨日食べた瓦そばって関係あるのかな。
それに、瓦の色がみんな弁柄色。そういう風習なんだろうか。


そんなことを考え、くりくりくりくりペダルを回していると、ついに登り切り!
後は下るのみ。

途中でお昼ご飯でもと思って、ググってみると近くに二件あるらしい。安そうなほうに行ってみると、お店が見つからない。どうやらやっていないらしい。仕方ないのでもう一方のほうに行ってみると、「本日貸し切り」の看板が。ありゃりゃ。ついてない。

この日は、テント場の近くに温泉がなかったので、まだ昼頃だけどちょっと寄り道することに。そこでゆっくり昼飯のことでも考えればいいやと思ったのでそのまま温泉へ。
なるべく私は、こういう何日も続くツーリングでは温泉に入るようにしている。単純に温泉が好きだというのもあるんだけれども、やっぱり疲労回復度が桁違い。足とかほんとに軽くなるし。

そんなこと考えてると温泉到着。なんとそこに「お食事処」の旗が見えるではありませんか!ラッキーということで、うどんをいただく。

そのまま温泉に入って、疲労回復すると、そのあとはまた下り。よかった汗かかなくて。


そのあとは、テント場近くの中華屋さんでラーメンをいただいた。
なんか、中華屋さんの確率高いなぁ。


この日も、明るいうちにテント設営。朝濡れてしまったけど、テントを干すことができてよかった。
昨日買った、八朔を食べながら就寝。

実際走ったルート

総走行距離93km 獲得標高1290m

続く。

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