ああ、今日も眩しいな。
そうだった。ここは佐渡のライダーハウスで、勝手に朝日が差し込んでくるんだった。
この日の予定は、とりあえず大佐渡スカイラインに行くこと。
そのあとは未定。昨日の大杉ヒルクライムのことがあるからね。どんだけ疲れるか分からないし。それに、昨日合流した先輩グループは昨日登ったらしいけど、かなりしんどくて大変だったらしく(特に1年生)、めっちゃ時間がかかったらしい。とにかく頑張れ、としか言われなかったw
どんな坂だよ。
昨日の疲れがまだ若干残りながらも、本日もスタート!
2日目はこちらから
今日もこの天気!
さくっと、大佐渡スカイラインの入り口に到着。
同じライダーハウスに泊まっていたカブ乗りのおじさんがちょうど下ってくるところだった。
おじさん「今から登るの?結構急だから頑張ってねー」
やっぱりきついのか。頑張りましょう。
ということでヒルクライム開始!
~序盤数キロ~
僕「斜度緩くない?」
オチ「緩い。」
僕「きっとこれ、後からがっつり登るよね。」
オチ「そうだね。」
僕「...。」
オチ「...。」
そう、そうなんです。最初の2~3㎞はそんなにきつくないんです。
となると、まあ、そのあとはこうなりますよね。
写真じゃ伝わらないかもですが、16%くらいあります。
そしてこの路面。雪で滑らないようにするためなのか、ずっとこの亀甲模様とドーナツ。ガッタガタで走りにくい。何度押して歩こうと思ったことか。
それでも今日のほうが走りやすい。何とか今日こそは走り抜いてやろうと頑張ります。もちろん、もうすでにオチ君には余裕で千切られていますが。
7kmほどで標高900m稼ぎます。獲得標高じゃありませんからね。単純なアップ数の話です。
なにより、暑い!
天気がいいのはないよりですが、とにかく暑い。10分走り10分休むくらいのペースで走る。
ひいひい言いながらようやく白雲台に到着。(ちゃんと押さずに走りましたよ)
登っている途中から、薄々気が付いてはいたんですけどね。
真野湾側全く見えません。天気が良ければ、新潟まで見えるんだとか。残念。
反対側はこんなに晴れているのに。
少し休憩してから再スタート。
ここからは多少斜度は緩くなる。「あー下り坂だー」と思って漕ぐのをやめたら自転車が止まったのでgarminを見たら斜度6%って書いてあったww
目の錯覚コワイ
そして、ここからは絶景の連続でもある。
もう絶景、絶景、絶景の連続。
そんなこんなで最高地点に到着。
ここから下り。
途中展望台があったけど

この景色。悲しみ。
ま、そのあとこんな絶景が待っているんですけどね。
そうなれば、こうなりますよね。
愛車と一緒にパシャリ。
そのまま海まで下ると佐渡金山。
ただ、人が多そうだったので、スルー。
「あの、ラピュタみたいなところにはいきたいね」と二人で話していたので、そこだけは行くことに。
正式には北沢浮遊選鉱場跡というらしい。
相川の北沢地区には発電所やシックナーなど鉱山の近代化に貢献した施設群(国の史跡)が密集しています。もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功したものです。戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヶ月で50,000トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれました。(佐渡観光ナビより)
だそうです。
適当に路地を冷かす。
お寿司屋さんだけど、ラーメンがおいしいと噂らしい。
ラーメンはお財布にやさしいから好き。もちろん味も。
さくっと到着し、入ってみると、カウンターがずらっと並ぶ、所謂「回らないお寿司屋さん」
ちょっと、おっかなびっくりになりながら大将の顔を見ると、大将もびっくりした顔で「お一人様ですか?」と聞いてきた。
ま、そりゃこんな大学生が一人で来るようなお店ではなかったかもな、なんて思いながら、ラーメンを注文。
出てきたのがこちら。
味は醤油ベースのあっさり味。
麺は普通だったけど、スープがとにかくおいしい。
友人と行くときは、みんな次郎系が好きなのでがっつり系になるんだけど、個人的にはあっさり醤油のほうが好きなんだよなあ。
しっかりスープまで飲み干してお店を出る。
きっと、おすすめされなかったら絶対入らないような、入れないようなお店。でも入ってよかったなと思った。
さて、お腹が満たされたので、温泉へGO
いつも同じじゃつまらないと思っていたところ、カブ乗りのおっさんが昨日行ったところが「醤油みたいな色でいいよー」と言っていたので行くことに。
何だろう。時代は令和になったというのに、このあふれ出る昭和感は。
時代が止まっている。
さて、肝心のお湯はというと、ほんとに醤油みたいな茶色。
一番近いのは、そうめんとかの麺つゆ。そのくらいの色。
入浴客が僕しかいないことをいいことに、ゆっくりと過ごす。
極楽、極楽。
お風呂から出るとちょうど黄昏時だった。
あー今日もいろいろあったけど、いい日だったななんて思ったり。
夕日を見ると一日を振り返りたくなりますよね。
ライダーハウスに戻ると、カブ乗りのおじさんと、その方のお知り合いの方とライダーハウスのオーナーさんがすでに飲み始めていた。
こういうところで話を聞いているのが好きだったりする私。
でも、こういう時にお酒が飲めたらもっといいんだろうな。(すぐに気持ち悪くなってしまう)
こうして夜は更けていき、佐渡での旅もこれにておしまい。
明日、新潟に行って、明後日からはサークルの合宿。
サークルでの旅はブログに書かないのか、と聞かれたことが何度かありますが、書きません。あくまで個人的な活動のみです。僕の備忘録という位置づけなので。読みたい人はサークルのほうのブログを読んでください。
さ、こうして振り返ってみると佐渡よかったなー。
でも、回れなかったところもたくさんあるので、また行く予感しかしない。
待ってろよ、佐渡。
おしまい。
そうだった。ここは佐渡のライダーハウスで、勝手に朝日が差し込んでくるんだった。
この日の予定は、とりあえず大佐渡スカイラインに行くこと。
そのあとは未定。昨日の大杉ヒルクライムのことがあるからね。どんだけ疲れるか分からないし。それに、昨日合流した先輩グループは昨日登ったらしいけど、かなりしんどくて大変だったらしく(特に1年生)、めっちゃ時間がかかったらしい。とにかく頑張れ、としか言われなかったw
どんな坂だよ。
昨日の疲れがまだ若干残りながらも、本日もスタート!
2日目はこちらから
今日もこの天気!
さくっと、大佐渡スカイラインの入り口に到着。
同じライダーハウスに泊まっていたカブ乗りのおじさんがちょうど下ってくるところだった。
おじさん「今から登るの?結構急だから頑張ってねー」
やっぱりきついのか。頑張りましょう。
ということでヒルクライム開始!
~序盤数キロ~
僕「斜度緩くない?」
オチ「緩い。」
僕「きっとこれ、後からがっつり登るよね。」
オチ「そうだね。」
僕「...。」
オチ「...。」
そう、そうなんです。最初の2~3㎞はそんなにきつくないんです。
となると、まあ、そのあとはこうなりますよね。
写真じゃ伝わらないかもですが、16%くらいあります。
そしてこの路面。雪で滑らないようにするためなのか、ずっとこの亀甲模様とドーナツ。ガッタガタで走りにくい。何度押して歩こうと思ったことか。
それでも今日のほうが走りやすい。何とか今日こそは走り抜いてやろうと頑張ります。もちろん、もうすでにオチ君には余裕で千切られていますが。
7kmほどで標高900m稼ぎます。獲得標高じゃありませんからね。単純なアップ数の話です。
なにより、暑い!
天気がいいのはないよりですが、とにかく暑い。10分走り10分休むくらいのペースで走る。
ひいひい言いながらようやく白雲台に到着。(ちゃんと押さずに走りましたよ)
ご確認ください。佐渡の絶景です。 |
登っている途中から、薄々気が付いてはいたんですけどね。
真野湾側全く見えません。天気が良ければ、新潟まで見えるんだとか。残念。
反対側はこんなに晴れているのに。
少し休憩してから再スタート。
ここからは多少斜度は緩くなる。「あー下り坂だー」と思って漕ぐのをやめたら自転車が止まったのでgarminを見たら斜度6%って書いてあったww
目の錯覚コワイ
そして、ここからは絶景の連続でもある。
もう絶景、絶景、絶景の連続。
![]() |
疲れていると思いきや |
![]() |
カメラを向ければこの通り。 |
そんなこんなで最高地点に到着。
ここから下り。
途中展望台があったけど
この景色。悲しみ。
ま、そのあとこんな絶景が待っているんですけどね。
そうなれば、こうなりますよね。
愛車と一緒にパシャリ。
そのまま海まで下ると佐渡金山。
途中に佐渡奉行所もあったな |
ただ、人が多そうだったので、スルー。
「あの、ラピュタみたいなところにはいきたいね」と二人で話していたので、そこだけは行くことに。
正式には北沢浮遊選鉱場跡というらしい。
相川の北沢地区には発電所やシックナーなど鉱山の近代化に貢献した施設群(国の史跡)が密集しています。もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功したものです。戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヶ月で50,000トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれました。(佐渡観光ナビより)
だそうです。
「圧巻」の一言。
独特の廃墟感が漂う。きっと人類が滅んだあとの地球ってこんな感じな気がする。わかんないけど。
人間が使わなくなったものが自然に侵食されている。都会で生活していると、人間のほうが自然より力があるように勘違いしがちだけど、こういう景色に出会うとそんなことはないって思いなおす。
そして、あんまり人がいないのでゆっくりしたい人にはオススメ。大佐渡スカイラインに行くことがあったら足を延ばすのもいいと思う。
適当なところで昼飯を食べ、これからどうしようか、というところ。
オチ君はサークルの何人かで行われる前夜飲みに行きたいので、今日の午後の便で新潟に帰る予定にするということ。
僕はというと、まずお酒が飲めないので前夜飲みに行くという選択肢は無し。
オチ君が両津港に行く途中に、トキの森センターに寄るということなのでそれについていくか、オチ君と別れて小木港まで走り、赤い橋があるらしいのでそれを見て、夕日を見ながら島の西側を走り帰るというプランの二択。
前者は少し走り足りなく、後者はちょっとしんどいかなというところ。
ずーっと悩んでいましたが、最終的に小木港を目指すことに。
ということでオチ君とはここでお別れ。といっても明後日からサークルの合宿12日間一緒に走るんですけどね。
一人で小木港を目指します。
しかし、向かい風。あるあるですね。
割と体力が削られていき、そこに加えて海岸線特有のアップダウン。
そして、ここで持病の腰痛。実は高校時代に野球で腰を痛めているという経緯の持ち主な私。(そのおかげで、大学では違うことをやろうと思い、こうして自転車に巡り合えたわけでもありますが。)
ここでかよ、という気持ちはありますが体はしんどくなるばかり。
加えて微妙に熱中症っぽくなってきてしまった。
何度も、オチ君と一緒にトキの森公園行けばよかったと思った。時すでに遅し。
こういう時にしっかりと計画を立てておいた方がいいよなーなんて思ったり。
計画段階でエスケープも用意しとけばさらに心強い。
でも、それではワクワク感は薄れてしまう。バランスが難しいな、なんて思ったり。この辺りは経験値がものをいうんでしょう、きっと。
計画段階でエスケープも用意しとけばさらに心強い。
でも、それではワクワク感は薄れてしまう。バランスが難しいな、なんて思ったり。この辺りは経験値がものをいうんでしょう、きっと。
適当に路地を冷かす。
やはり海岸線は独特。
そのままライダーハウスに汗だくになりながら、到着。
そのままクーラーの効いた部屋でしばし休憩。
うんやっぱり、軽い熱中症みたいだった模様。
小1時間休憩し、体力が回復したところで、晩御飯へ。
場所はというと長三郎鮨というところ。
お寿司屋さんだけど、ラーメンがおいしいと噂らしい。
ラーメンはお財布にやさしいから好き。もちろん味も。
さくっと到着し、入ってみると、カウンターがずらっと並ぶ、所謂「回らないお寿司屋さん」
ちょっと、おっかなびっくりになりながら大将の顔を見ると、大将もびっくりした顔で「お一人様ですか?」と聞いてきた。
ま、そりゃこんな大学生が一人で来るようなお店ではなかったかもな、なんて思いながら、ラーメンを注文。
出てきたのがこちら。
味は醤油ベースのあっさり味。
麺は普通だったけど、スープがとにかくおいしい。
友人と行くときは、みんな次郎系が好きなのでがっつり系になるんだけど、個人的にはあっさり醤油のほうが好きなんだよなあ。
しっかりスープまで飲み干してお店を出る。
きっと、おすすめされなかったら絶対入らないような、入れないようなお店。でも入ってよかったなと思った。
さて、お腹が満たされたので、温泉へGO
いつも同じじゃつまらないと思っていたところ、カブ乗りのおっさんが昨日行ったところが「醤油みたいな色でいいよー」と言っていたので行くことに。
何だろう。時代は令和になったというのに、このあふれ出る昭和感は。
時代が止まっている。
さて、肝心のお湯はというと、ほんとに醤油みたいな茶色。
一番近いのは、そうめんとかの麺つゆ。そのくらいの色。
入浴客が僕しかいないことをいいことに、ゆっくりと過ごす。
極楽、極楽。
お風呂から出るとちょうど黄昏時だった。
あー今日もいろいろあったけど、いい日だったななんて思ったり。
夕日を見ると一日を振り返りたくなりますよね。
ライダーハウスに戻る途中にて |
ライダーハウスに戻ると、カブ乗りのおじさんと、その方のお知り合いの方とライダーハウスのオーナーさんがすでに飲み始めていた。
こういうところで話を聞いているのが好きだったりする私。
でも、こういう時にお酒が飲めたらもっといいんだろうな。(すぐに気持ち悪くなってしまう)
こうして夜は更けていき、佐渡での旅もこれにておしまい。
明日、新潟に行って、明後日からはサークルの合宿。
サークルでの旅はブログに書かないのか、と聞かれたことが何度かありますが、書きません。あくまで個人的な活動のみです。僕の備忘録という位置づけなので。読みたい人はサークルのほうのブログを読んでください。
さ、こうして振り返ってみると佐渡よかったなー。
でも、回れなかったところもたくさんあるので、また行く予感しかしない。
待ってろよ、佐渡。
おしまい。
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走行距離100㎞ 獲得標高1584m |
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