2019年買って一番良かったもの。
それはこれ!
GEVENALLE
ギブネールと読むらしい。レトロシフトと言った方が分かりやすい方もいるのかな。
日本サイトはこちら
詳しくはこの動画を見るのが一番分かりやすい。
最初に断っておくと、ツーリングメインな使い方なので、シクロクロスではどうだかわかりません。シクロ目的でこのページに来てくれた人、ごめんなさい。
さて、それでは本題。
RICOH GRとかFULCRUM Racing5 DBとか今年買ってよかったものはたくさんあるけど、ダントツで一番はこれ。
なんでこれを導入したかっていうと、KONA SUTRAはもともとバーコンだったのだけれど、一年間乗ってそれのデメリットが見えてきたから。
それは、変速するのにいちいち手を離すのがとにかく面倒!ということ。平坦ならまだいいんだけど、荷物を積んだ激坂となると話は別。
小さなことかも知れないけど、2~3週間ツーリングし続けると、こういう小さなことが積み重なって、結構なストレスや疲れになって顔を出す。
だから、手元変速を導入することにした。
手元変速で日本で一番使われているのは、ロードバイクでおなじみのSTIだと思うんだけど、僕のSUTRAでは使えなかった。
なんでかっていうと、フロントディレーラーが3sでALIVIOだったから。ロード系コンポであるSTIとMTB系コンポの3sでは互換性がない。
一応調べてみると、使えないことは無いらしいんだけど(もちろんメーカー推奨外)、結構シビアな調整になるらしい。ツーリングメインな僕にはそれは厳しい。旅先でシャラシャラ鳴るのは精神衛生上よろしくない。
ロード系で固めるなら、フロントディレーラーとクランクを交換する形になるし、STIは結構いい値段するしで、正直そこまでお金はかけたくなかった。
そんなこんながあって、選ばれたのはGEVENALLEでした。
メリットとしては
・手元変速ができる
・バーコンのシフターをそのまま流用できる
・機構がシンプル
・ブラケットが小さい
・フリクション変速ができる
・ロー→トップの変速が一気にできる
といったところ。
手元変速ができるものを探していたから、GEVENALLEが手元変速ができるのは当たり前なんだけど、ブラケットを持ったまま変速できるというのがこれほどまでに便利だとは...!!すげえ...!!(皆さんにとっては当たり前ですよね)
バーコンシフターがそのまま使えるのは貧乏大学生のお財布にはとってもとっても優しい。
機構がシンプルというのは、ツーリングメインの僕にはついつい熱い視線を送ってしまうポイント。旅先のメカトラって面倒だからね。もともとシクロクロス用のパーツなので、耐久性や泥詰まりに対する耐性は折り紙付きというのもGood
STIと違って変速機構がブラケット内部に無いのでその分ブラケット部小さい。これは手が小さい僕には嬉しいポイント。
フリクション変速ってのは、ランドナーでフロント3sのを使っている人なら分かると思うんだけど、レバーの動かす量をどこでも止められる、つまり無段階で変速できる、というシロモノ。
反対にクリック感があるものはインデックスタイプと呼ばれる。STIなんかはこっち。というか現在のシフターはほとんどがこっち。
インデックス変速は一段一段正確に変速するので、ちゃんと調整しておく必要がある。なに当たり前のこと言ってんだ、と思うかもだけど、フリクション変速には調整という概念がほとんど存在しない。
インナーとアウターの範囲内でディレイラーが動けばそれでOK。あとは己の手で位置を決めればいい。
ちなみに僕は、フロントをフリクションで運用しているけど、あの面倒なフロントディレーラーの調整がなくなっただけで、結構嬉しい。
調整決まった!と思ってリア変速するとフロントディレーラーとチェーンが干渉してシャラシャラシャラ、というのからの解放感たるや!(←ただ調整が下手なだけ)
リアはインデックス変速で運用してるけど、いつでもフリクションに変えられる。旅先で変速が決まらなくなった時に、フリクション変速にすればいいという解決策があるという安心感。こういうのも細かいことだけど、嬉しい。
ロー→トップ(またはその逆)の変速が一気に出来るというのは最初に挙げたこの動画が分かりやすい。
11秒くらいからの操作のやつ。
これが登り返しのときとかにめっちゃ役に立つ。
荷物満載のときは特になんだけど、激坂とかで変速が間に合わなくって止まるしかなくなる時があったりする。でも、そういう時GEVENALLEならSTIとかよりも変速が一気に出来る。何度これに助けられたことか。
と、こんな感じでメリットを言ってきたけど、もちろんデメリットもある。
・下ハンで変速が出来ない
・変速が重たい
下ハンではシフターに手が届かないから絶対変速無理。
ただ、ツーリングメインな僕はそもそも下ハンを持つ機会がそんなにないから、そこまで不便さを感じてないんだけど、下ハンでガンガン攻める人には向いてないかも。
変速が重たいってのは、フリクション変速の代償。どこでも止まる代わりに動かしにくい。でもまあ、普通に使えてるし、僕の使い方ならそこまで不便ではないかな。レースとかでコンマ何秒の変速が勝負を分ける、とかじゃなければ問題はないと思う。
てな感じで、いろいろつらつらと書いてきたけどおすすめできるのは
・ダブルレバーorバーコンで不満がある
・ツーリングメイン
っていう人。あとはMTBをドロハン化しようとしてる人もいい選択肢かと。
本国のサイトにはMTB用のGEVENALLEも販売されてるので、これを使うのもありなんじゃないかな。(MTBのドロハン化はこの方が詳しく書いてくれています)
本国のサイトはこちら。
反対に向いてないのは
・下ハンでガンガン攻める
・軽快な操作感がすき
という人。好き嫌いははっきり出る商品だとは思うので一応参考までに。
まあ、僕にはばっちり合ったし、興味がある人には全力でおすすめできる。もし何か気になることや分からないことがあったら、コメント欄にでも書いておいてくださいな。
おしまい。
それはこれ!
GEVENALLE
ギブネールと読むらしい。レトロシフトと言った方が分かりやすい方もいるのかな。
日本サイトはこちら
詳しくはこの動画を見るのが一番分かりやすい。
最初に断っておくと、ツーリングメインな使い方なので、シクロクロスではどうだかわかりません。シクロ目的でこのページに来てくれた人、ごめんなさい。
さて、それでは本題。
RICOH GRとかFULCRUM Racing5 DBとか今年買ってよかったものはたくさんあるけど、ダントツで一番はこれ。
なんでこれを導入したかっていうと、KONA SUTRAはもともとバーコンだったのだけれど、一年間乗ってそれのデメリットが見えてきたから。
それは、変速するのにいちいち手を離すのがとにかく面倒!ということ。平坦ならまだいいんだけど、荷物を積んだ激坂となると話は別。
ロマンが詰まった荷物満載ツーリング |
小さなことかも知れないけど、2~3週間ツーリングし続けると、こういう小さなことが積み重なって、結構なストレスや疲れになって顔を出す。
だから、手元変速を導入することにした。
手元変速で日本で一番使われているのは、ロードバイクでおなじみのSTIだと思うんだけど、僕のSUTRAでは使えなかった。
なんでかっていうと、フロントディレーラーが3sでALIVIOだったから。ロード系コンポであるSTIとMTB系コンポの3sでは互換性がない。
一応調べてみると、使えないことは無いらしいんだけど(もちろんメーカー推奨外)、結構シビアな調整になるらしい。ツーリングメインな僕にはそれは厳しい。旅先でシャラシャラ鳴るのは精神衛生上よろしくない。
ロード系で固めるなら、フロントディレーラーとクランクを交換する形になるし、STIは結構いい値段するしで、正直そこまでお金はかけたくなかった。
そんなこんながあって、選ばれたのはGEVENALLEでした。
メリットとしては
・手元変速ができる
・バーコンのシフターをそのまま流用できる
・機構がシンプル
・ブラケットが小さい
・フリクション変速ができる
・ロー→トップの変速が一気にできる
といったところ。
手元変速ができるものを探していたから、GEVENALLEが手元変速ができるのは当たり前なんだけど、ブラケットを持ったまま変速できるというのがこれほどまでに便利だとは...!!すげえ...!!(皆さんにとっては当たり前ですよね)
バーコンシフターがそのまま使えるのは貧乏大学生のお財布にはとってもとっても優しい。
機構がシンプルというのは、ツーリングメインの僕にはついつい熱い視線を送ってしまうポイント。旅先のメカトラって面倒だからね。もともとシクロクロス用のパーツなので、耐久性や泥詰まりに対する耐性は折り紙付きというのもGood
STIと違って変速機構がブラケット内部に無いのでその分ブラケット部小さい。これは手が小さい僕には嬉しいポイント。
フリクション変速ってのは、ランドナーでフロント3sのを使っている人なら分かると思うんだけど、レバーの動かす量をどこでも止められる、つまり無段階で変速できる、というシロモノ。
反対にクリック感があるものはインデックスタイプと呼ばれる。STIなんかはこっち。というか現在のシフターはほとんどがこっち。
こっちの自転車にはSTIを使ってます |
インデックス変速は一段一段正確に変速するので、ちゃんと調整しておく必要がある。なに当たり前のこと言ってんだ、と思うかもだけど、フリクション変速には調整という概念がほとんど存在しない。
インナーとアウターの範囲内でディレイラーが動けばそれでOK。あとは己の手で位置を決めればいい。
ちなみに僕は、フロントをフリクションで運用しているけど、あの面倒なフロントディレーラーの調整がなくなっただけで、結構嬉しい。
調整決まった!と思ってリア変速するとフロントディレーラーとチェーンが干渉してシャラシャラシャラ、というのからの解放感たるや!(←
リアはインデックス変速で運用してるけど、いつでもフリクションに変えられる。旅先で変速が決まらなくなった時に、フリクション変速にすればいいという解決策があるという安心感。こういうのも細かいことだけど、嬉しい。
ロー→トップ(またはその逆)の変速が一気に出来るというのは最初に挙げたこの動画が分かりやすい。
11秒くらいからの操作のやつ。
これが登り返しのときとかにめっちゃ役に立つ。
荷物満載のときは特になんだけど、激坂とかで変速が間に合わなくって止まるしかなくなる時があったりする。でも、そういう時GEVENALLEならSTIとかよりも変速が一気に出来る。何度これに助けられたことか。
と、こんな感じでメリットを言ってきたけど、もちろんデメリットもある。
・下ハンで変速が出来ない
・変速が重たい
下ハンではシフターに手が届かないから絶対変速無理。
ただ、ツーリングメインな僕はそもそも下ハンを持つ機会がそんなにないから、そこまで不便さを感じてないんだけど、下ハンでガンガン攻める人には向いてないかも。
変速が重たいってのは、フリクション変速の代償。どこでも止まる代わりに動かしにくい。でもまあ、普通に使えてるし、僕の使い方ならそこまで不便ではないかな。レースとかでコンマ何秒の変速が勝負を分ける、とかじゃなければ問題はないと思う。
てな感じで、いろいろつらつらと書いてきたけどおすすめできるのは
・ダブルレバーorバーコンで不満がある
・ツーリングメイン
っていう人。あとはMTBをドロハン化しようとしてる人もいい選択肢かと。
本国のサイトにはMTB用のGEVENALLEも販売されてるので、これを使うのもありなんじゃないかな。(MTBのドロハン化はこの方が詳しく書いてくれています)
本国のサイトはこちら。
反対に向いてないのは
・下ハンでガンガン攻める
・軽快な操作感がすき
という人。好き嫌いははっきり出る商品だとは思うので一応参考までに。
まあ、僕にはばっちり合ったし、興味がある人には全力でおすすめできる。もし何か気になることや分からないことがあったら、コメント欄にでも書いておいてくださいな。
おしまい。
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