ビンディングペダル。
ロードバイクに乗っている人ならほとんどの人が使っているものだと思う。
遂に僕も導入してみました!
今回はビンディングを導入した理由、何を買ったのか、そして、その練習をしようとサイクリングロード中心に走ってきた様子と感じたことを綴ります。
あんまり需要のない記事になりそうだけど、まあこのブログは僕にとって備忘録的な立ち位置なので、お許しあれ。
ビンディングは、以前から気にはなっていたけれども、フラットペダルで事足りてるし、何より立ちゴケが怖いので導入は見送ってきた。
ただ、どんどん色んな場所に行くようになってくるにつれて、「もうちょっと楽に走れないだろうか」という疑問が頭をもたげてきたのも事実。
それに、好奇心という厄介なものが「試してみようよ。ねえ、試すだけだから」と囁いてきて、最近では耳元で叫ぶようになったので、導入してみることにしました。
あともう一つ理由を挙げておくと、Twitterでこんなふうに背中を押してもらったってのも結構大きかった。
さて、そこからはどのペダルでどの靴にするのかを決めなければならない。
僕の場合、ブログに書いている通り、サイクリングのみで終わることはほぼ無い。どこかに軽いトレッキングや観光、散策等の「歩き」が入る。
となると、ロード用のクリートが大きいタイプじゃあダメ。MTB系の歩けるタイプということは即座に決まった。
このタイプで王道なのはやっぱりシマノ、SPDだと思う。だけど、ここで僕の天の邪鬼が発動。正直言ってつまらないな、と。
ワクワク感って自分の中では結構大事で、せっかく貧乏学生の財布を軽くするなら、胸がときめくものにする、というのが僕のモットー。
そこで選ばれたのはクランクブラザーズ。
Candy1です。
理由は値段的にお手頃だったのと、シクロクロスで愛用してる人が多く、外しやすいというレビューが多かったから。あとは見た目。カッコいい。
次に靴。
2穴タイプで歩きやすいの、という条件で絞り込み。
ただ、歩きやすいと言っても、スニーカータイプはなんかやだなと思ってた。胸がときめかないってやつ。
結局選ばれたのはGIRO Republic HV。
数ある歩けるビンディングシューズの中でこれにしたのは、フィット感。それに尽きる。
紐靴なのとニット生地でしなやかなのと、HV(ハイボリューム)で幅広甲高な僕の足にぴったりフィット。もとはgiro privateer laceにしようと思ってたのだけど、残念なことに僕の足には細すぎた。
予算はだいぶオーバーしたんだけど、こればっかりは仕方がない。楽しいことをしたい訳で、痛い思いして乗るとか絶対ありえないし。
さて、だいぶ前置きが長くなってしまったけど、これから練習しに行った様子。
ルートは花見川CR〜新川CR〜印旛沼CR〜利根川CRと、とにかくサイクリングロードを繋いで、佐原でゴールする感じ。
去年のこの記事のルートとほとんど同じ。
何度も同じ所を同じ季節に走るのは好きじゃないんだけど、今回は練習ということで、そっちの方が色々読めていいかなという判断。
それではスタート!
花見川CRは何度も走っているので割愛。
サクッと海に到着。
ここが花見川CRの起点。
花見川CRは急にダートが出てくるあたり楽しいですね。
千葉でも早咲きの桜がぽつぽつと。
そのまま新川へ。何だかサイクリングロードってこういうのだっけって思いながら走ってたけど、きっと何か違う。
印旛沼の有名なやつのところに到着!
ここでいったん休憩しようと思って、止まろうとしたら、外したつもりの左足が外れていなくって焦った。「うりゃあ!!」って強引にひねって外して、たくさんのローディ―の前で立ちごけは免れた。危なかった。
もう菜の花が咲き始めていた。
この辺りから、ビンディングと自分のリズムがリンクし始めた。
具体的にいうと、今までフラペで踏むだけだったのが、引き足が使えるようになったせいで逆に気持ち悪くなっていたのが、だいぶ慣れて力の入れ方が分かった感じ。
30㎞/hは数キロなら維持できる。35㎞/hは乗せられるけど維持はできない感じ。
あと、ダンシングが異様に気持ちいいのに気が付いたのもこの辺り。バイクと一体となってるからか、振るとドンドン加速する。これは楽しいわ。
そのまま利根川へ。
利根川CRの入るとほんっとに景色が変わらないので飽きる。走っててつまらない。
サイクリングロードを否定するわけでは無いけど、自転車の楽しさって僕はサイクリングロードの外側にたくさんあると思うんだよなあ。
そんなことを考えていると、佐原の「水の郷さわら」に到着。
大判焼きをいただくなど。
鯉です。
もうそんな季節か。春だなあ、なんて思ったり。
その後は佐原の古い町並みへ。
いい感じの写真が撮れるかな、と思ったけれど、残念ながらうまくいかず。
基本的に僕は、「あ、ここ撮りたい!」という直感が無いとシャッターを切らないタイプ。今日は直感が叫ばなかったのでパス。
その後は香取神宮へ。
今回はビンディングに慣れるという目的のほかに、この靴でどのくらい歩けるのか、というテストも兼ねているので、ルートに取り入れてみた。
ガンガン歩きます。
クランクブラザーズのクリートは薄いってどこかで聞いたことあったけど、コンクリの上ではあんまりカチカチ言わない。砂利の上だとなるけど。クリートカバーとかあった方が良いのかしら?
香取神宮は思ってたよりも人が多くて騒々しいところだった。
何というか、寺社仏閣ってもっと静謐で厳かで張り詰めた雰囲気のところが好きなので、ここは僕には合わなかった。そそくさと退散。
いつも使わない筋肉を使ったせいなのか、立ちごけしないように意識を張り詰めていたせいなのか、なんだかとても疲れたしちょうど100㎞超えたので、佐原駅で輪行して帰ることに。
佐原駅とーちゃく!
これにて今回のライドは終了。
結局立ちゴケは一回もしなかった。臆病者なので早め早めに外すのを意識した結果かなと思う。あと、前日に公園でどうやったら転ばないかを考えながら練習したのもあるのかも。
だけど、今回は偶然、だと思う。
かなり安全に気を使ったし、初めてで意識もした。(実際止まる前にギアを軽くするのを忘れたりした)
でも慣れてきたらとか、かなり疲れていたらとかだったら、どうかわからない。咄嗟に外せる自信は、無い。
あと、ビンディングにすることで、安全意識は上がったと思う。
あの車は僕が見えてないかもしれない、曲がりながらウインカーを出すかもしれない。あのおばさんは話に夢中でふらふらと車道に出てくるかもしれない、とかとか。
早めに外すことを意識する中で、色々見えてくるものがあった。
もちろんフラットペダルのほうが安全だとは思うけど、フラットペダルだから安全、という訳では決して無い。これは僕にとって大きな発見だった。
初心者なりにビンディング導入して思ったのはこんな感じ。
最後に前にどっかの本で読んで大切にしている言葉を。
おしまい。
ロードバイクに乗っている人ならほとんどの人が使っているものだと思う。
遂に僕も導入してみました!
今回はビンディングを導入した理由、何を買ったのか、そして、その練習をしようとサイクリングロード中心に走ってきた様子と感じたことを綴ります。
あんまり需要のない記事になりそうだけど、まあこのブログは僕にとって備忘録的な立ち位置なので、お許しあれ。
ビンディングは、以前から気にはなっていたけれども、フラットペダルで事足りてるし、何より立ちゴケが怖いので導入は見送ってきた。
ただ、どんどん色んな場所に行くようになってくるにつれて、「もうちょっと楽に走れないだろうか」という疑問が頭をもたげてきたのも事実。
それに、好奇心という厄介なものが「試してみようよ。ねえ、試すだけだから」と囁いてきて、最近では耳元で叫ぶようになったので、導入してみることにしました。
あともう一つ理由を挙げておくと、Twitterでこんなふうに背中を押してもらったってのも結構大きかった。
Tomyさん、おはようございます。— 賢じい (@tachibana305) January 18, 2020
導入しようか悩んでるということは、あとは勇気と練習で克服ですよ。
頑張って下さい。
私は通算6回の立ちゴケしましたが。
さて、そこからはどのペダルでどの靴にするのかを決めなければならない。
僕の場合、ブログに書いている通り、サイクリングのみで終わることはほぼ無い。どこかに軽いトレッキングや観光、散策等の「歩き」が入る。
白馬八方池への道中にて |
巌門にて |
鋸山にて |
鴨ヶ浦にて |
となると、ロード用のクリートが大きいタイプじゃあダメ。MTB系の歩けるタイプということは即座に決まった。
このタイプで王道なのはやっぱりシマノ、SPDだと思う。だけど、ここで僕の天の邪鬼が発動。正直言ってつまらないな、と。
ワクワク感って自分の中では結構大事で、せっかく貧乏学生の財布を軽くするなら、胸がときめくものにする、というのが僕のモットー。
そこで選ばれたのはクランクブラザーズ。
Candy1です。
理由は値段的にお手頃だったのと、シクロクロスで愛用してる人が多く、外しやすいというレビューが多かったから。あとは見た目。カッコいい。
次に靴。
2穴タイプで歩きやすいの、という条件で絞り込み。
ただ、歩きやすいと言っても、スニーカータイプはなんかやだなと思ってた。胸がときめかないってやつ。
結局選ばれたのはGIRO Republic HV。
数ある歩けるビンディングシューズの中でこれにしたのは、フィット感。それに尽きる。
紐靴なのとニット生地でしなやかなのと、HV(ハイボリューム)で幅広甲高な僕の足にぴったりフィット。もとはgiro privateer laceにしようと思ってたのだけど、残念なことに僕の足には細すぎた。
見た目・用途・値段はばっちりだったけど、足の形が合わなかった。(写真はdiatecより引用) |
予算はだいぶオーバーしたんだけど、こればっかりは仕方がない。楽しいことをしたい訳で、痛い思いして乗るとか絶対ありえないし。
さて、だいぶ前置きが長くなってしまったけど、これから練習しに行った様子。
ルートは花見川CR〜新川CR〜印旛沼CR〜利根川CRと、とにかくサイクリングロードを繋いで、佐原でゴールする感じ。
去年のこの記事のルートとほとんど同じ。
何度も同じ所を同じ季節に走るのは好きじゃないんだけど、今回は練習ということで、そっちの方が色々読めていいかなという判断。
それではスタート!
花見川CRは何度も走っているので割愛。
サクッと海に到着。
ここが花見川CRの起点。
花見川CRは急にダートが出てくるあたり楽しいですね。
千葉でも早咲きの桜がぽつぽつと。
そのまま新川へ。何だかサイクリングロードってこういうのだっけって思いながら走ってたけど、きっと何か違う。
印旛沼の有名なやつのところに到着!
ここでいったん休憩しようと思って、止まろうとしたら、外したつもりの左足が外れていなくって焦った。「うりゃあ!!」って強引にひねって外して、たくさんのローディ―の前で立ちごけは免れた。危なかった。
もう菜の花が咲き始めていた。
この辺りから、ビンディングと自分のリズムがリンクし始めた。
具体的にいうと、今までフラペで踏むだけだったのが、引き足が使えるようになったせいで逆に気持ち悪くなっていたのが、だいぶ慣れて力の入れ方が分かった感じ。
30㎞/hは数キロなら維持できる。35㎞/hは乗せられるけど維持はできない感じ。
あと、ダンシングが異様に気持ちいいのに気が付いたのもこの辺り。バイクと一体となってるからか、振るとドンドン加速する。これは楽しいわ。
そのまま利根川へ。
利根川CRの入るとほんっとに景色が変わらないので飽きる。走っててつまらない。
サイクリングロードを否定するわけでは無いけど、自転車の楽しさって僕はサイクリングロードの外側にたくさんあると思うんだよなあ。
そんなことを考えていると、佐原の「水の郷さわら」に到着。
大判焼きをいただくなど。
鯉です。
もうそんな季節か。春だなあ、なんて思ったり。
その後は佐原の古い町並みへ。
いい感じの写真が撮れるかな、と思ったけれど、残念ながらうまくいかず。
基本的に僕は、「あ、ここ撮りたい!」という直感が無いとシャッターを切らないタイプ。今日は直感が叫ばなかったのでパス。
カワイイ! |
その後は香取神宮へ。
今回はビンディングに慣れるという目的のほかに、この靴でどのくらい歩けるのか、というテストも兼ねているので、ルートに取り入れてみた。
ガンガン歩きます。
クランクブラザーズのクリートは薄いってどこかで聞いたことあったけど、コンクリの上ではあんまりカチカチ言わない。砂利の上だとなるけど。クリートカバーとかあった方が良いのかしら?
カロリーメイト、さては商売上手だな |
香取神宮は思ってたよりも人が多くて騒々しいところだった。
何というか、寺社仏閣ってもっと静謐で厳かで張り詰めた雰囲気のところが好きなので、ここは僕には合わなかった。そそくさと退散。
いつも使わない筋肉を使ったせいなのか、立ちごけしないように意識を張り詰めていたせいなのか、なんだかとても疲れたしちょうど100㎞超えたので、佐原駅で輪行して帰ることに。
佐原駅とーちゃく!
これにて今回のライドは終了。
結局立ちゴケは一回もしなかった。臆病者なので早め早めに外すのを意識した結果かなと思う。あと、前日に公園でどうやったら転ばないかを考えながら練習したのもあるのかも。
だけど、今回は偶然、だと思う。
かなり安全に気を使ったし、初めてで意識もした。(実際止まる前にギアを軽くするのを忘れたりした)
でも慣れてきたらとか、かなり疲れていたらとかだったら、どうかわからない。咄嗟に外せる自信は、無い。
あと、ビンディングにすることで、安全意識は上がったと思う。
あの車は僕が見えてないかもしれない、曲がりながらウインカーを出すかもしれない。あのおばさんは話に夢中でふらふらと車道に出てくるかもしれない、とかとか。
早めに外すことを意識する中で、色々見えてくるものがあった。
もちろんフラットペダルのほうが安全だとは思うけど、フラットペダルだから安全、という訳では決して無い。これは僕にとって大きな発見だった。
初心者なりにビンディング導入して思ったのはこんな感じ。
最後に前にどっかの本で読んで大切にしている言葉を。
「これを危険だと思っているうちは安全である」
おしまい。
コメント
コメントを投稿