むくり。
まだ暗い。ここは有田川町にある道の駅のベンチ。シュラフから這い出て、一息。思ったよりは、、、寒くないか。
迷惑が掛からないように、ササっと撤収&スタート!
昨日の話はこちらから。
この日のルート予定はこんな感じです。
今いるのは阪和道の有田と書かれている辺り。
ルートを引いた時は、昨日が電車で移動するだけの一日の予定だったんだけど、思ってたより早くつけたんで、昨日のうちに有田まで走っているのでそうなっています。
とにかくひたすら右手に海を見ながら走ればいいだけの簡単ルート。
それでは行ってみよー!!
ひーのーでー!
こんな感じの気持ちいい道を走って行きます。
そして、当然のようにアップダウン。登っては下るの繰り返し。海岸線あるある。
今から行くところがこの写真に一部写っています。これで分かった人は鋭い人か、和歌山を良く走っている人かどっちかだと思います。ヒントは中央奥の白い石です。
答えはここ!
白崎海洋公園!
バシバシ写真を撮ってきました。以下その写真です。
岩が!白い!!!
なーに当たり前のこと言ってんだ、と思われるかもしれないんだけど、そうとしか思わなかったんだから仕方がない。
まだ、朝早かったからかもしれないけど、人は僕以外に一人しかいなくって、本当にのんびりしていました。
その僕以外の唯一の観光客の人から
「白いですね」
と声をかけられたので
「白いですね」
とだけお返事。
本当にそれだけの会話だったけど、この景色を言い表すのにはそれで十分でした。だって白いんだもの。
日が陰ってきてしまったのでリスタート!
針路は南へ南へ。
あれに見えるは、潜水艦?
この辺りも、海がほんとに綺麗。
ひたすら海沿いを流していきます。
反時計回りに回れば左側に海がすぐ近くに見えるから、そっちにすればよかったなあ、なんて贅沢なことを考えていると、田辺に到着。
そしてそのあたりから、独特の酸っぱいにおいが、これはもしや、、、
そう梅干しの匂いがどこからともなく漂ってきていました。梅の匂いではなく、梅干しの匂い。さすがは紀州、梅干しの一大産地。
このにおいを際限なく嗅いでいたらお腹が減ってきたので、近くのお店へイン。
注文したのは、バッテラと梅うどん、それからシラス丼。
どれも美味しかったけど、やっぱりインパクトがあったのは梅うどんでした。温かいうどんに梅干しが入っているだけの料理なんですが、その梅が今まで食べたどの梅干しよりもおいしくて、おいしくて。ちゃんと酸っぱいんだけどきつさは無くって、むしろ少し甘味を感じる感じ。(伝わってる?)
実は梅干しってあんまり好きな食べ物じゃなかったんですが、考えが変わるくらいに衝撃的なおいしさでした。
お腹が満たされたところで、前へ前へ進みますよ。
と、思ったんだけど、結構いいペースで進んでいたので、ちょっとここらで一休み。
良い感じに足の疲労が癒されたところで、リスタート。
千畳敷と三段壁へと向かいます。
サクッと千畳敷。
カメラ片手に岩場に行ってみます。
独特な模様。しましま。
なんでこんな模様になったんだろう、と考えてしまうのはいつもの癖です。それにしても不思議。
あと、結構石が柔らかい。ハートが落書きされていたところの写真を上で上げたけど、名前とか相合傘とか落書きされていて、それだけ柔らかいんだななんて思ったり。ただ、こういうところに相合傘書いちゃう人とは仲良くなれないかな、うん。
柔らかいせいで、岩場が砂っぽいというか、細かい粒子が削れる感じがあって、ビンディングシューズだと結構滑って怖かった。ちゃんと歩けるビンディングシューズ買おう!(実はもう買った)
写真では写らないように工夫していますが、人が結構いて疲れてしまったので写真を撮るだけとってそそくさと退散。
次は三段壁へ向かいます。
とはいっても千畳敷から三段壁はそんなに離れていないので、すぐ到着。
これがその三段壁!
圧巻!なんだけど、さっきにも増して人が多くって、もうそれだけでゆっくりする気が無くなってしまった。さらに言うとどちらかというと苦手な「陽」っぽい方々がたくさんいて。。。
苦手なんです。その土地にしかないものを見るものは好きですが、いわゆる「観光地」はものすごく苦手なんです。写真に写っているように先の方まで行けるみたいですが、とりあえずこの一枚だけ撮って帰りました。
この辺りで野宿していこうかなと思ったのですが、意外に人が多くってそういう雰囲気でもないのでさらに進むことにします。ちょうどいい感じのところに道の駅もありましたし。
というわけで、道の駅 椿はなの湯まで来ました。
面白かったのが、南紀白浜ICを過ぎたあたりからグッと交通量が減ったこと。南紀白浜までは行くけど、その先に向かう人は少ないんだ。なるほど、なるほど。
こういう、その土地がどのように捉えられているかが分かる瞬間って結構面白くって好きなんですよね。とくに自分が全く知らない土地だとさらに好き。
さ、今日はここで寝るかーとおもっていたら「キャンプ禁止」の張り紙。野宿なので厳密にはキャンプではない(と僕は思う)のですが、まあいい顔されないだろうな、と思ったのでさらに先に進んだところにある道の駅へ向かいます。
あ、温泉はこのはなの湯で入っていきました。いい湯でしたよ。
で、7㎞ほど進んだ道の駅へ。一応両方ともNGだった時を想定して、バス停とか野宿できそうな場所を見ながら進みました。
着いた時はちょうど夕日が綺麗な時間でした。
特に張り紙もなかったので就寝場所をここに決定。
晩御飯は道の駅で休日の夜限定でやっていた屋台のラーメン屋さんでいただきました。
ザ・田舎のラーメンみたいな味で落ち着く味でした。
店主さんから「今日どこで寝るの?」と聞かれたので、「この辺りの野宿できそうな場所で」と答えると、「その屋根のあるところで寝ていいよ」とのこと。
実はこのラーメンを食べている辺りから風が強くなって雨が降って来ていたのでこれはありがたい限り。厚意に甘えさせていただいてこの日は屋根のあるところで寝ました。
つづく。
実際走ったコース
まだ暗い。ここは有田川町にある道の駅のベンチ。シュラフから這い出て、一息。思ったよりは、、、寒くないか。
迷惑が掛からないように、ササっと撤収&スタート!
昨日の話はこちらから。
この日のルート予定はこんな感じです。
今いるのは阪和道の有田と書かれている辺り。
ルートを引いた時は、昨日が電車で移動するだけの一日の予定だったんだけど、思ってたより早くつけたんで、昨日のうちに有田まで走っているのでそうなっています。
とにかくひたすら右手に海を見ながら走ればいいだけの簡単ルート。
それでは行ってみよー!!
ひーのーでー!
こんな感じの気持ちいい道を走って行きます。
そして、当然のようにアップダウン。登っては下るの繰り返し。海岸線あるある。
今から行くところがこの写真に一部写っています。これで分かった人は鋭い人か、和歌山を良く走っている人かどっちかだと思います。ヒントは中央奥の白い石です。
答えはここ!
白崎海洋公園!
バシバシ写真を撮ってきました。以下その写真です。
岩が!白い!!!
なーに当たり前のこと言ってんだ、と思われるかもしれないんだけど、そうとしか思わなかったんだから仕方がない。
まだ、朝早かったからかもしれないけど、人は僕以外に一人しかいなくって、本当にのんびりしていました。
その僕以外の唯一の観光客の人から
「白いですね」
と声をかけられたので
「白いですね」
とだけお返事。
本当にそれだけの会話だったけど、この景色を言い表すのにはそれで十分でした。だって白いんだもの。
日が陰ってきてしまったのでリスタート!
針路は南へ南へ。
あれに見えるは、潜水艦?
この辺りも、海がほんとに綺麗。
何が釣れるんだろ。 |
ひたすら海沿いを流していきます。
反時計回りに回れば左側に海がすぐ近くに見えるから、そっちにすればよかったなあ、なんて贅沢なことを考えていると、田辺に到着。
そしてそのあたりから、独特の酸っぱいにおいが、これはもしや、、、
梅干しだぁぁぁあ!
そう梅干しの匂いがどこからともなく漂ってきていました。梅の匂いではなく、梅干しの匂い。さすがは紀州、梅干しの一大産地。
このにおいを際限なく嗅いでいたらお腹が減ってきたので、近くのお店へイン。
注文したのは、バッテラと梅うどん、それからシラス丼。
どれも美味しかったけど、やっぱりインパクトがあったのは梅うどんでした。温かいうどんに梅干しが入っているだけの料理なんですが、その梅が今まで食べたどの梅干しよりもおいしくて、おいしくて。ちゃんと酸っぱいんだけどきつさは無くって、むしろ少し甘味を感じる感じ。(伝わってる?)
実は梅干しってあんまり好きな食べ物じゃなかったんですが、考えが変わるくらいに衝撃的なおいしさでした。
お腹が満たされたところで、前へ前へ進みますよ。
と、思ったんだけど、結構いいペースで進んでいたので、ちょっとここらで一休み。
この写真を撮ったのは南紀白浜の辺り。温泉で有名な場所らしい、です。よく知りません。何というかこの辺りリゾート観光地的な雰囲気が漂っていて、関東でいう熱海みたいな感じなんですかね。100km超えてちと疲れたので一旦休憩 pic.twitter.com/GW1h1hs5ey— Tomy (@Tomy_viajar) March 15, 2020
良い感じに足の疲労が癒されたところで、リスタート。
千畳敷と三段壁へと向かいます。
サクッと千畳敷。
カメラ片手に岩場に行ってみます。
はーと |
独特な模様。しましま。
なんでこんな模様になったんだろう、と考えてしまうのはいつもの癖です。それにしても不思議。
あと、結構石が柔らかい。ハートが落書きされていたところの写真を上で上げたけど、名前とか相合傘とか落書きされていて、それだけ柔らかいんだななんて思ったり。ただ、こういうところに相合傘書いちゃう人とは仲良くなれないかな、うん。
柔らかいせいで、岩場が砂っぽいというか、細かい粒子が削れる感じがあって、ビンディングシューズだと結構滑って怖かった。ちゃんと歩けるビンディングシューズ買おう!(実はもう買った)
写真では写らないように工夫していますが、人が結構いて疲れてしまったので写真を撮るだけとってそそくさと退散。
次は三段壁へ向かいます。
とはいっても千畳敷から三段壁はそんなに離れていないので、すぐ到着。
ここも恋人の聖地か、、、。 |
これがその三段壁!
圧巻!なんだけど、さっきにも増して人が多くって、もうそれだけでゆっくりする気が無くなってしまった。さらに言うとどちらかというと苦手な「陽」っぽい方々がたくさんいて。。。
苦手なんです。その土地にしかないものを見るものは好きですが、いわゆる「観光地」はものすごく苦手なんです。写真に写っているように先の方まで行けるみたいですが、とりあえずこの一枚だけ撮って帰りました。
この辺りで野宿していこうかなと思ったのですが、意外に人が多くってそういう雰囲気でもないのでさらに進むことにします。ちょうどいい感じのところに道の駅もありましたし。
というわけで、道の駅 椿はなの湯まで来ました。
面白かったのが、南紀白浜ICを過ぎたあたりからグッと交通量が減ったこと。南紀白浜までは行くけど、その先に向かう人は少ないんだ。なるほど、なるほど。
こういう、その土地がどのように捉えられているかが分かる瞬間って結構面白くって好きなんですよね。とくに自分が全く知らない土地だとさらに好き。
さ、今日はここで寝るかーとおもっていたら「キャンプ禁止」の張り紙。野宿なので厳密にはキャンプではない(と僕は思う)のですが、まあいい顔されないだろうな、と思ったのでさらに先に進んだところにある道の駅へ向かいます。
あ、温泉はこのはなの湯で入っていきました。いい湯でしたよ。
で、7㎞ほど進んだ道の駅へ。一応両方ともNGだった時を想定して、バス停とか野宿できそうな場所を見ながら進みました。
着いた時はちょうど夕日が綺麗な時間でした。
特に張り紙もなかったので就寝場所をここに決定。
晩御飯は道の駅で休日の夜限定でやっていた屋台のラーメン屋さんでいただきました。
ザ・田舎のラーメンみたいな味で落ち着く味でした。
店主さんから「今日どこで寝るの?」と聞かれたので、「この辺りの野宿できそうな場所で」と答えると、「その屋根のあるところで寝ていいよ」とのこと。
実はこのラーメンを食べている辺りから風が強くなって雨が降って来ていたのでこれはありがたい限り。厚意に甘えさせていただいてこの日は屋根のあるところで寝ました。
つづく。
実際走ったコース
走行距離123㎞ 獲得標高1074m |
走行距離6.7km 獲得標高101m |
コメント
コメントを投稿