『夏休み北海道旅』 準備編

北海道。


旅人なら一度は憧れる、その地へと行ってきました。これからまた長い連載の記事になると思いますが(というか長い記事にしますが)、お付き合い頂けると嬉しいです。

さて今回は、その準備の話。

そもそもこんな時期に旅に出るのはどうなんだ的な話もあって、その考えも間違ってはいないとは思うけど、自分の頭で考えて、対策すれば行けると考えて旅に出ました。

もし、こんな時期に旅なんか出やがってと思ってる人がいたらそのままブラウザバックして下さい。議論するつもりはありません。ここは僕の楽しかった記憶を書く場ですから。

と、まあ、あんまり楽しい話ではないスタートでなんだかなって感じですが、話を進めます。対コロナに関しては、もう他の人が言ってるように密にならないようにして、マスクして、消毒してという感じです。

まあこの手の話は正直この記事で書きたいことじゃないし、どうでもいいので、この辺にしときます。

〇自転車

で、今回持っていった自転車はKONA SUTRAのほうです。


「あれ、新車のAll-cityは?」と思った人もいるかも知れませんが、あっちはまだシンクロ率が低いのと、自分が組んだということもあって、信頼性に欠けるという判断です。何というか「試される大地」に持っていくには「試されすぎる」という気がしたわけです。

All-cityの方はもう少し近場でなんかあってもすぐ帰れる場所で使っていこうかなという感じですかね。

結果、スートラを持っていったのは大正解で、2500kmを超える旅路でパンク一つせず、トラブル無しで終えることができました。さすがはkonaが週末に街を離れるのにも、一夏かけて各地を回るロングツーリングでも、このバイクがあれば安心ですと謳っているだけのことはありますね。つまり、

スートラはいいぞ


個人的な意見ですが、その道具を溺愛できるのって持ち主しかいないと思うし、「いいぞ」って言ってあげられるのも持ち主だけだと思うので、いいと思ったものは積極的にいいと言ってあげたほうが良い気がするんですよね。

というわけで、

\スートラはいいぞ!!/

しつこい


〇バッグ構成&ギア

次、バッグ構成!

これは結構悩んで、結局フロントパニアとサドルバッグをメインにしました。


個人的には登りはフロントパニアの方がリアパニアより楽だと思っていて(北海道走りきった今もそう思う)、確かにエアロ的にはリアのほうがいいのかもしれないけど、そんなスピード出して走るわけでもないし(出せる脚力もない)、楽をしたいのは平地ではなく、時速10km/h以下の登りなので、フロントパニアの方が好きです。

弱点は深ジャリで、僕のようにビビりでバイクコントロールが下手だと、フロントにおもりがある分、簡単にはまってこけます。(こけました)

ダートメインで行くのなら、たぶん僕はリアパニアにします。

このくらいなら余裕


とはいうものの、今回はダートはあんまり、というかほとんど行ってなくって、オンロードメインだったので至極快適でした。

そんでもって、今回はこれらのバッグにテント・シュラフ・コッヘルなど衣食住一式を詰め込んでいきました。

一応持っていったものを羅列するとこんな感じ。

〇フロントバッグ
・ミラーレス(OM-D EM5 M2)
・コンデジ(GR)
・その他カメラ用品(カードリーダー等)

〇右パニア
・着替え(4日分)
・防寒着(ダウンベスト・長袖アンダー等)
・電子機器(モバイルバッテリー・カメラバッテリー等)
・入浴道具

〇左パニア
・調理道具(コッヘル・バーナー等)
・シュラフ
・シュラフカバー
・マット
・輪行袋

〇フレームバッグ
・補給食
・日焼け止め
・虫よけ
・テントポール(フレームバッグに括り付ける形)

〇サドルバッグ
・テント
・チューブ
・レインウェア

さっきの写真に入れると、こんな感じ。


まあ、外食だけと割り切って調理道具をもっていかない選択肢もありましたが(そうすればキャリアを使わずにすむし)、結局持っていくことにしました。

なんでかというと、なんだかんだめんどくさくても、キャンプ場でその土地のものを料理するのが好きだったりするのと、外食だと量が少なくお腹いっぱいにならないことがあるので、自炊をした方が良いかな、という判断です。

こんなの作ってました


短い期間の時はまだしも、長旅のときはお腹いっぱい食べたいので、自炊する派です。

あと、使ったバッグ類やギア類は気が向いたら別立てで記事にしようかなあ、と思っています。あくまで未定ですが。(もし、これ気になったってのがあったら言ってください。多分書きます)

〇カメラ

次、カメラ!

今回もカメラは2台体制。オリンパスのOM-D機とリコーのGRです。やっぱりこの体制が現状ベストなんじゃないかなという気がしています。

基本的に走りながら撮ったり、食べ物を撮ったりするのをGRで、それ以外はOM-D機で、という感じ。

ただ、1つ不満があるとすれば、北海道の景色がデカすぎて、広角側が足りないなって思ったことですかね。これは広角ズームを買えってことでしょう。(今回の旅の途中のツイートで動画が多かったのはそのせいです)

でも不満はそのくらいで、雨の中でも防塵防滴のOM-D機は当然のこと、GRも何も問題なく動いてくれたので頼もしかったです。(扱いが荒い)

これからも使い倒していくぞ!

〇ルート

ルートについては、道中のツイートを見てくれていた人には分かってるかと思いますが、事前にルートは引いてません。

厳密に言うと一応引いていたルートはあるのですが、それは毎日このくらい走ったらどのくらい進めるのか、どのくらいの日数がかかるのかを確認するためだけのもので、これ通りに走ろうとは1ミリもおもっていないようなものです。

で、ルートを引いてないのは、決して面倒だからとかそういうんじゃなくて、そもそも無くても大丈夫だろうと判断したからです。

というのも春休みの四国ツーリングでルートを作っていったものの半分くらいの日数でルートを無視したところを走っていて、まあこんな感じでも行けるなら、ルートを引いて自由度を制限する意味もないな、と感じていました。

走る場所は北海道と決まっているので、とりあえず天気のいい方へ向かって走ればいいや、くらいのつもりでしたし、実際そうしました。

そんなわけで、ルート無しで臨みましたが、その代わりこんなものを作っていました。



グーグルマイマップってやつです。

適当に進んでもいいように、観光スポット・キャンプ場等の情報を盛り込んでおいたものです。

情報源は、ツーリングマップルやその他雑誌、北海道の宿でヘルパーをしていたこともある元ライダーの父からの情報に加えて、Twitterでフォローさせてもらっている、主にバイクや登山をされているこなさんという方のマイマップも参考にさせてもらいました。

情報を入れる際に気をつけていたのが、調べ過ぎないこと。そこに何があるか分からないくらいが丁度良いので、「なるほどそこに行けば何かがあるんだな」くらいの気持ちで観光スポットは入れていて、写真を見たりレビューを見たりは極力しないようにしていました。

あとキャンプ場ですが、当然これで全てではないですし、やってるかどうかも知りません。(実際行ったらやってなかったってのもあったし、無料キャンプ場が有料になってるところもあった)

とりあえずマップルやサイトに載っていたものを載せているだけなので、もし使う際にはきちんと確認することをオススメしておきます。

宿に関してはツーリングマップルに載っているものをマークしただけなので普通の宿って感じで、特別に安宿という訳でも無かったです。その辺も自分で調べてみてください。

ちなみにこのグーグルマイマップ、情弱な僕は最近知ったのですが、めちゃくちゃ便利なので結構オススメです。(もしかしたらみんな使っているかもしれない)

普通のグーグルマップ以上にアイコンが多くや色分けも出来て分類しやすい印象です。あと、ルートにも色がつけられるので走りたい道なんかにも目印がつけられてかなり便利です。今まで使ったことなくて、地図がグーグルマップのお気に入りで埋め尽くされてる人は一度使ってみてもいいかもです。

と、準備は大体こんな感じです。
次からは実走編に入ります。お楽しみ!!


つづく。

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