むくり。
起きた。
鹿がこっちを見ている。
そうだ、ここは登別の24時間やってる銭湯だった。
6時を過ぎると追加料金がかかるそうなので、眠い目をこすりながら10分前に退出。
さて今日も走っていきますか!
昨日の話はこちらから。
ちなみにこの日の予定はこんな感じ。
いつも通り(というかいつも以上にざっくり)解説。
登別をスタートして、オロフレ峠を越え、ニセコパノラマラインも越えていき最終的には岩内まで行く山越えルート。
で、写真のとおり、今日も雨。
最初の峠であるオロフレ峠は登別からスタート。
最近は、千葉県内しか走ってなかったので峠なんて登っていなかったし、何度か言ってるとおりルートを引いておらず、登る距離も獲得標高も当然不明なので、焦らず、急がず、飛ばしすぎずに、淡々と。
久々のヒルクライムで重力ってやつを嫌っていうほど感じながら、ペダルを回していく。
やっぱり、雨。
霧雨と本降りの行ったり来たり。
それにしても、雰囲気が良すぎないか....?
確かにばっちり快晴の完全優勝ってのも大好きだけど、こんな感じの霧に包まれた峠道ってのも好き。
峠に関しては雨でも好きなタイプです。(わざわざ雨の峠に行くことはありませんが)
ちょうど開けたのがこの辺り。
だいぶ来たなあって感じる、この感じも好き。
さらに登っていくと、雲の中に突入。
写真にうっすら「←オロフレ展望台 2.7km」って書いてあるけど、完全に見落としてて展望台行ってません。ま、行ったとしてもこの視界じゃあなんも見えなかったでしょうけどね。
てなわけで、サクッとダウンヒル開始。
雨で滑りやすいので気をつけながらカーブを曲がったその先に、いた!鹿!
初めてダウンヒル中の路上にいる鹿との遭遇だったから、こっちも焦ったけど、焦ったのは向こうも同様だったらしく、慌てて逃げようとしたその瞬間、、、
って見事に路上で蹄が滑っていた。
たぶん体3㎝くらいしか進んでなかったし、鹿の慌てっぷりも相まって、あまりのカッコ悪さに笑ってしまった。
鹿との距離は幸いにして数十mあったのでブレーキをかけて、逃げてもらってからリスタート。今回は笑いごとで済んだけど、もし曲がったすぐ先とか、夜とかで発見が遅れたら危ないよな、と気を引き締めて続きのダウンヒルをこなしていく。
バーっと下ると、雲からも出たらしく、写真の通りやや晴れ間も顔をのぞかせて来た。
そのまま洞爺湖の湖畔を走っていく。そういえば洞爺湖サミットってだいぶ前にあったっけ。僕が小学生の頃か、なんて思いを馳せながら。
そのまま留寿都で国道から分かれ真狩へ。
すると、これですよ。羊蹄山。
写真が下手なので、伝わんないかもだけど、この存在感というか圧倒感。
ほんと凄いんですよ。町の向こうに「どーん」って感じで。
蝦夷富士なんて呼ばれたりもするそうですが、妙に納得してしまうのその山容。
その羊蹄山を横目に見ながら、ニセコへ。
ちょうどお腹が減っていたので、何となくお店を探しながら走ったのだけど、あんまりぴんと来ないうちにだいぶ進んでしまったので、一旦駅前へ。(駅前に行けばなんかあるだろ的思考です)
なんか、駅前でしゃべってるおじさん(とおにいさんの間くらいの年齢の人が)いたので、聞いてみると駅ナカにレストランがあるそうなのでそこに凸。
はい、でましたー。
食べる前から美味いって分かるやつー。
カレーはまあまあスパイシーで、ハンバーグは肉汁滴る感じで、両方とも美味しくいただけました。ごちそうさまでした。
入るときちょっとわかりにくかったので、そこだけ注意です。
さて、その後は教えてくれたおじさん(おにいさん?)としばしお話。
おじさんたちが始めたカフェのこと、ニセコのいろいろなことや、もうなんかいろいろ。
でも話した内容よりも印象的だったのが、おじさんが楽しそうに話してくれたこと。
旅をしていると時々こういう人に出会える。
満員電車に乗っている死んだ顔をしてスーツに身を包んでいる人とは明らかに違う雰囲気があって、なんだかものすごく憧れてしまった。
もちろんニセコでカフェをやればいいということではないけど、楽しそうに生きていきたいなあ、なんて。
元気をもらった後は、ニセコパノラマラインへ。
と、その前にコンビニで水を調達。
コンビニから出ると、僕の自転車をしげしげと眺める小学生がいて、急に「自転車旅ですか?」と聞かれたので「そうだよ」と答えると「頑張ってください!」って言われて、驚いた。
しかもその子、友達の方に向かってったあと「俺、将来自転車のって旅出るわー」って言ってて、なんだかとっても嬉しくなってしまった。
少年よ、一つ言っておく。
というわけで、上り坂行きますかー!!
オロフレ峠同様、どの程度の距離・獲得標高なのか不明なのでとりあえず頑張りすぎない程度で。
ニセコの辺りでは一旦止んでいた雨も再び本降りに戻って、残念ながらパノラマは望めそうもない天気に。
たしかこの辺りが登り切りだったけど、まあ御覧の通りの景色。
雨は雨でいいんだけど、ここは晴れたときにも来てみたい。パノラマを感じてみたい。そう思うような道だった。(実際なんも見えてないし)
さて、ここまで来たらあとは岩内まで下るだけ。
鹿に気を付けながら、獲得した標高をすべて吐き出して、岩内に到着。
そのころにはアウターシェルのフロントバッグは完全に浸水していて自分の中でのx-pacへの信頼感もダダ下がっていたとかいなかったとか。(雨ならぎりぎりセーフでも、タイヤが巻き上げる水の水圧には耐えられない程度でした)
とりあえず道の駅があるらしいのでそこで寝ればいいでしょうということで道の駅へ。
入浴施設とか調べてなかったので、ついでにそこで聞けばいいやってことで、行ってみてインフォメーションセンターのおばさんに聞いてみたところ、「えっとね、入浴施設は5㎞登ったところだよ」って言われた瞬間、なんだかやる気が無くなってしまって、風呂無し確定。(既に獲得2000m超えてたし)
まあ、今回は春休みツーリングの反省を生かし、ドライシャンプーとボディシートを持ってきているので、ある程度はしのげる算段もあったので。
ついでのついでに美味しい晩御飯屋さんを聞いて、後は休憩。
そろそろ晩御飯かなって時間に再始動。
道の駅の人に聞いたお店の中でいい感じだと思ったお店に行ってみることに。
頼んだのはメニューを見て、これなんだろって思った「ステーキのオムライス」
で、出てきたのがこれ。
シンプルにステーキとオムライスでした。(意外と普通だった)
とろとろ系のオムライスで美味しかったです。やっぱり道の駅の人に聞いておいてよかった。
その後は、道の駅に戻って、雨と風がひどくなりそうだったのでテントを張って就寝。明日は風呂に入れますように。
つづく。
起きた。
鹿がこっちを見ている。
そうだ、ここは登別の24時間やってる銭湯だった。
6時を過ぎると追加料金がかかるそうなので、眠い目をこすりながら10分前に退出。
さて今日も走っていきますか!
昨日の話はこちらから。
ちなみにこの日の予定はこんな感じ。
いつも通り(というかいつも以上にざっくり)解説。
登別をスタートして、オロフレ峠を越え、ニセコパノラマラインも越えていき最終的には岩内まで行く山越えルート。
文字で書くと、「それどこ?」ってなりそうな人もいるかなって思って(というか自分が他人のブログ読んでて良くそうなってるので)、ザックリ解説入れてるけど、ここまでざっくりだと、もしかしていらない?
まあ、僕にとって必要なので入れておきます。
さて、話を旅に戻します。
セコマで朝飯!と思ったけど、まだ、開店時間前だったから他のコンビニで。
コンビニって24時間営業が普通だと思い込んでたから、なんだか新鮮。でもよく考えたら、24時間じゃなくてもいいコンビニっていっぱいあるなあなんて思う。
さて、話を旅に戻します。
セコマで朝飯!と思ったけど、まだ、開店時間前だったから他のコンビニで。
コンビニって24時間営業が普通だと思い込んでたから、なんだか新鮮。でもよく考えたら、24時間じゃなくてもいいコンビニっていっぱいあるなあなんて思う。
で、写真のとおり、今日も雨。
最初の峠であるオロフレ峠は登別からスタート。
最近は、千葉県内しか走ってなかったので峠なんて登っていなかったし、何度か言ってるとおりルートを引いておらず、登る距離も獲得標高も当然不明なので、焦らず、急がず、飛ばしすぎずに、淡々と。
久々のヒルクライムで重力ってやつを嫌っていうほど感じながら、ペダルを回していく。
やっぱり、雨。
霧雨と本降りの行ったり来たり。
それにしても、雰囲気が良すぎないか....?
確かにばっちり快晴の完全優勝ってのも大好きだけど、こんな感じの霧に包まれた峠道ってのも好き。
峠に関しては雨でも好きなタイプです。(わざわざ雨の峠に行くことはありませんが)
ちょうど開けたのがこの辺り。
だいぶ来たなあって感じる、この感じも好き。
さらに登っていくと、雲の中に突入。
写真にうっすら「←オロフレ展望台 2.7km」って書いてあるけど、完全に見落としてて展望台行ってません。ま、行ったとしてもこの視界じゃあなんも見えなかったでしょうけどね。
てなわけで、サクッとダウンヒル開始。
雨で滑りやすいので気をつけながらカーブを曲がったその先に、いた!鹿!
初めてダウンヒル中の路上にいる鹿との遭遇だったから、こっちも焦ったけど、焦ったのは向こうも同様だったらしく、慌てて逃げようとしたその瞬間、、、
ずこっっっ!!
って見事に路上で蹄が滑っていた。
たぶん体3㎝くらいしか進んでなかったし、鹿の慌てっぷりも相まって、あまりのカッコ悪さに笑ってしまった。
鹿との距離は幸いにして数十mあったのでブレーキをかけて、逃げてもらってからリスタート。今回は笑いごとで済んだけど、もし曲がったすぐ先とか、夜とかで発見が遅れたら危ないよな、と気を引き締めて続きのダウンヒルをこなしていく。
バーっと下ると、雲からも出たらしく、写真の通りやや晴れ間も顔をのぞかせて来た。
そのまま洞爺湖の湖畔を走っていく。そういえば洞爺湖サミットってだいぶ前にあったっけ。僕が小学生の頃か、なんて思いを馳せながら。
そのまま留寿都で国道から分かれ真狩へ。
すると、これですよ。羊蹄山。
写真が下手なので、伝わんないかもだけど、この存在感というか圧倒感。
ほんと凄いんですよ。町の向こうに「どーん」って感じで。
蝦夷富士なんて呼ばれたりもするそうですが、妙に納得してしまうのその山容。
その羊蹄山を横目に見ながら、ニセコへ。
ちょうどお腹が減っていたので、何となくお店を探しながら走ったのだけど、あんまりぴんと来ないうちにだいぶ進んでしまったので、一旦駅前へ。(駅前に行けばなんかあるだろ的思考です)
なんか、駅前でしゃべってるおじさん(とおにいさんの間くらいの年齢の人が)いたので、聞いてみると駅ナカにレストランがあるそうなのでそこに凸。
はい、でましたー。
食べる前から美味いって分かるやつー。
カレーはまあまあスパイシーで、ハンバーグは肉汁滴る感じで、両方とも美味しくいただけました。ごちそうさまでした。
入るときちょっとわかりにくかったので、そこだけ注意です。
さて、その後は教えてくれたおじさん(おにいさん?)としばしお話。
おじさんたちが始めたカフェのこと、ニセコのいろいろなことや、もうなんかいろいろ。
でも話した内容よりも印象的だったのが、おじさんが楽しそうに話してくれたこと。
旅をしていると時々こういう人に出会える。
満員電車に乗っている死んだ顔をしてスーツに身を包んでいる人とは明らかに違う雰囲気があって、なんだかものすごく憧れてしまった。
もちろんニセコでカフェをやればいいということではないけど、楽しそうに生きていきたいなあ、なんて。
元気をもらった後は、ニセコパノラマラインへ。
と、その前にコンビニで水を調達。
コンビニから出ると、僕の自転車をしげしげと眺める小学生がいて、急に「自転車旅ですか?」と聞かれたので「そうだよ」と答えると「頑張ってください!」って言われて、驚いた。
しかもその子、友達の方に向かってったあと「俺、将来自転車のって旅出るわー」って言ってて、なんだかとっても嬉しくなってしまった。
少年よ、一つ言っておく。
“自転車旅は楽しい。
けどな、上り坂はきついぞ。”
けどな、上り坂はきついぞ。”
というわけで、上り坂行きますかー!!
オロフレ峠同様、どの程度の距離・獲得標高なのか不明なのでとりあえず頑張りすぎない程度で。
ニセコの辺りでは一旦止んでいた雨も再び本降りに戻って、残念ながらパノラマは望めそうもない天気に。
たしかこの辺りが登り切りだったけど、まあ御覧の通りの景色。
雨は雨でいいんだけど、ここは晴れたときにも来てみたい。パノラマを感じてみたい。そう思うような道だった。(実際なんも見えてないし)
さて、ここまで来たらあとは岩内まで下るだけ。
なんかレンズ曇ってますね |
鹿に気を付けながら、獲得した標高をすべて吐き出して、岩内に到着。
そのころにはアウターシェルのフロントバッグは完全に浸水していて自分の中でのx-pacへの信頼感もダダ下がっていたとかいなかったとか。(雨ならぎりぎりセーフでも、タイヤが巻き上げる水の水圧には耐えられない程度でした)
とりあえず道の駅があるらしいのでそこで寝ればいいでしょうということで道の駅へ。
入浴施設とか調べてなかったので、ついでにそこで聞けばいいやってことで、行ってみてインフォメーションセンターのおばさんに聞いてみたところ、「えっとね、入浴施設は5㎞登ったところだよ」って言われた瞬間、なんだかやる気が無くなってしまって、風呂無し確定。(既に獲得2000m超えてたし)
まあ、今回は春休みツーリングの反省を生かし、ドライシャンプーとボディシートを持ってきているので、ある程度はしのげる算段もあったので。
ついでのついでに美味しい晩御飯屋さんを聞いて、後は休憩。
そろそろ晩御飯かなって時間に再始動。
道の駅の人に聞いたお店の中でいい感じだと思ったお店に行ってみることに。
頼んだのはメニューを見て、これなんだろって思った「ステーキのオムライス」
で、出てきたのがこれ。
シンプルにステーキとオムライスでした。(意外と普通だった)
とろとろ系のオムライスで美味しかったです。やっぱり道の駅の人に聞いておいてよかった。
その後は、道の駅に戻って、雨と風がひどくなりそうだったのでテントを張って就寝。明日は風呂に入れますように。
つづく。
実際走ったコース
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