近頃、だいぶ朝晩は冷え込み、秋めいてきましたね。
当ブログでは、筆者が遅筆ゆえに、未だに真夏の北海道旅の記事の終わりが見えてきませんが、世の中は「秋」であります。いつのまに季節は進んだものですね。(←お前が遅いんだ)
というわけで紅葉を見に、山梨県へと行ってまいりました。
今回はそのお話。
そして今回は、なんと一人じゃなくって、同じサークルで、『九州~山口ライド』とか一緒に行った間柄でもあるづかさんと一緒。
最近、一人で走るの飽き飽きしていたので誘ってみたら、即OK。
フットワークが軽い友人はありがたい限り。
というわけで久々の複数人ライド。
数えてみれば実に半年ぶり。
そういえば、この半年色々あった。いや、いろいろ無くなったというべきか。
ほんとなら、最終学年としてサークルでみんなと走って、やいのやいのやって…。なんてものは全て吹き飛んだ。
まあ、ここでそんな愚痴は書きたくないし、書いてもどうしようもない。
事実として、久々の複数人ライド。楽しもうじゃあないか。
さて、今日のルートはこんな感じ。
メインは、というかほぼそれだけですが、櫛形山。
二人とも南アルプス方面は走ったことがなかったので、ここに決定。
甲府駅で待ち合わせ、本日のライド開始!
初っ端から割とガッツリ登らされてるの甲府盆地みを感じる。
そしてこの、誰かとヒルクライムする感じ。
久々すぎて色々あれなのだけど、とにかく楽しい。
一人で走るとどんどん「無」になっていく感覚があったりするけど、会話相手がいると全然違う。
ほぼ忘れかけていた、というか忘れてた感覚で新鮮。
この辺りで、づかさんバイクの紹介。
TREK DOMANE SL6
コンポはアルテグラでホイールはデュラエース。合わせるタイヤはコンチネンタルのGP4000SII。
性格というか、彼らしさがにじみ出るアッセンブル。
カーボンロードにはカーボンロードにしかないカッコよさがある。
間違いない。
彼がこれを買ったおかげで、WCCの大学からの予算が潤ったとかなんとか。
遥かなる甲府盆地。
一瞬見えた南アルプス方面。
夜叉神峠はあの辺りかな。原付で越えようとしても無理なやつですね分かります。
そんなこんなで、長峰林道、櫛形山林道を通って、伊那ヶ湖レストハウスに到着。
この先に昼ご飯を食べられそう場所がなかったので、ここで食べていくことに。
頼んだのはカツカレー。
限定5食とのことだったので。(限定という言葉に弱い人種)
で、味の方はというと、すごく美味しかったです。
とくにカツのほうがすごかった。お肉が柔らかくてジューシーで。
久々に美味しい豚カツ食べた気がしました。
ごちそうさまでした。
さ、ここからは櫛形山の登り切り目指して登るだけ。
とは言うものの、まだまだ登りは続く。
休憩を挟みながら、ゆるゆると。
急ぐ理由などどこにもない。
開ける場所があって、登ってきたことがよく分かる。
この辺りはまだ、葉が青い。
紅葉まではもう少しかしら。
そう思って足元を見れば…。
くりにどんぐり。
秋の足音が聞こえる。いや、落ち葉を踏む足音が既に秋。
このあたりから、だんだん山が色付き始めていた。
標高にして1500m辺りを超えたあたり。
ここからどんどん紅葉が進んでいく。
なんだかんだ言って、紅葉の季節が一番好き。日本人で良かったと思う。(と春夏秋冬言っている気もしなくもない)
富士山見えたー!!
なんでしょうね、富士山って見えるとテンションめちゃくちゃ上がりません?
紅葉×秋の日差し=すばらしくよい。
それ以上の説明はいらないんじゃないか。
さらに丸山支線から池の茶屋林道に入ったタイミングで、南アルプス方面の眺望。
まさに壁。
まだあそこは行ったことのない未開拓エリア。
いつかは行くぞ。必ず行くぞ。
ここまで来てしまえば、もう登りきったも同然。
ゆるゆると登って、とーちゃく!
ここからの眺望はなく、いわゆる地味峠的な感じ。
ま、ここまで景色が良かったから良し。
ここまで来るのに45㎞ほどで獲得標高は1900m近く。
シンプルに疲れた。ここまで登りが多かったのはいつ以来だろう。かなり久しぶりな気がする。
この櫛形山の登り切りである池の茶屋登山口駐車場、標高が1800mを超えていることもあって、とにかく寒い。のんびりしていく気分にもなれなかったので、写真もそこそこに、ダウンヒル開始。
林道ということもあって斜度はそこそこな上に、石が散乱していたり、苔むしていたり、舗装が悪いところもあるので慎重にゆっくり下っていると、、、
\ふっじさーん!!!/
こんな富士山を見せられては、簡単に下るわけにはいかない。
その後は、なぜか最後に少し登って、赤石高下線で甲府盆地と富士山を拝み、ようやく甲府盆地へ。
甲府盆地へと下った頃には、空が赤く染まりだしていた。
こんな感じで、行程の大半を終え、夕日を見ながらゆるゆる流していく時間が好き。
今日も、いや、今日は良い一日だったな。
と、ここで終わってもいいのだけど、今日はもう一つやるべきことがある!
正しい山梨はほうとうで〆 pic.twitter.com/AQTHlGIF4J
— Tomy (@Tomy_viajar) October 24, 2020
そういうことです。
山梨にあまり来たことがない僕はもちろん、よく行っているづかさんもほうとうを食べたことが無かったので、「昼ご飯ほうとうにしようかね」なんて話もしていたのだけど、食べられるところが無かったので晩御飯に持ち越し。
「麺の製造過程がうどんとは違いグルテンの生成による麺のコシは求められません」
なるほど。
実際食べてみると、確かにうどんとは全然違くって、どっちかっていうと、すいとんを麺状にした感じな気がした。味はもちろんおいしく、冷えた体に温かい野菜が染み渡る。思っていたよりも量も多くて大満足。
ごちそうさまでした。
あとは石和温泉駅まで走って輪行。
帰りの電車を調べると、家に着くのは日付が変わる一歩手前くらいだった。山梨から千葉は遠いんだなあ、としみじみ思いながら帰路についた。
おしまい。
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走行距離:96㎞ 獲得標高:2270m |
訪問日:2020.10.24
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