遍くすべてに終わりがある。
それはこの旅も例外ではなく。
というわけで最終日です。
前日の話はこちらから。
最終日の朝ごはんを泣きながら食べてる pic.twitter.com/YsJPviEtOV
— Tomy (@Tomy_viajar) August 22, 2020
多くの旅人がお世話になったであろう、セイコーマートのパスタ。
僕も例外ではなく、この北海道旅でめちゃめちゃお世話になりました。
個人的TOP3はこれ↑です。
今日のルート予定はこんな感じ。
夕張からただ苫小牧に行くのは芸がないし、時間も体力も余り過ぎてしまうので、支笏湖方面へ。これは17日目に泊まった宿の宿主さんからアドバイスをもらったルート。
この日も朝は冷え込んでいた。
ダウンベストを着込んで出発。
こんなこと千葉にある家に戻ったら考えらんないだろうな、なんて思いつつ。
天気はご覧の通り快晴。
最終日にふさわしい。
夕張川のすぐ横をひらすら快走した。
途中、「千鳥ヶ滝」という看板が目に入ったので寄ってみることに。
おおお!
これを見るのも今日が最後と思うと寂しい
そうこうしているうちに恵庭に到着。
気温は30℃を越えていたのでアイス。
北海道牛乳アイス。
良い響きだ。
恵庭からは登り。
道道117号線を使って恵庭渓谷方面へ。
というわけでここからは恵庭渓谷シリーズ。
其の1、三段の滝。
シャッタースピードを変えて遊びつつ。
こんなところだが義経伝説があるとかないとか。
そういや、奥州藤原氏に殺されないで蝦夷に逃げたとか何とかって言う伝説あったな。
微妙ですね。夏草や ああ夏草や 夏草や。
あとは道道141号線を下ればおしまい。
フェリーターミナルから家まで自走しました。
こういう「涼」を感じる写真、僕は結構好きです。
恵庭渓谷に別れを告げて、道道を登ると国道に接続した。
斜度もそこそこ、交通量も結構あったので歩道を走った。
今までの旅を支えてきた革サドル。テカテカ。
ひーこら言いながら登り、下りに転じると、すぐにポロピナイ展望台。
さて、そこからの景色は、、、、
見えない展望台(展望とは?)にいてもしょうがないので、ササっと下って支笏湖へと向かった。
おおおおおお!
こっちはいい景色!!
ただ人がとても多かった。
夏の日曜で、良く晴れたせいかもしれない。
あとは、割と都市部からも近くて、来やすい場所なのかも。
密になるのも嫌なので、端っこの方へ移動して写真を撮った。
支笏湖、なんといっても水が綺麗。
ここまでブルーが綺麗な湖ってあんまり見たことないかもしれない。
振り返ると恵庭岳。
いいかい?最終日っていうのはね、「消化試合」じゃあないんだよ。 pic.twitter.com/BuwBCJmyyl
— Tomy (@Tomy_viajar) August 23, 2020
消化試合でいいわけがないんだよおおお!!!!
お腹が減ったので支笏湖の対岸にあるビジターセンターの方へ。
駐車場は有料だったけど、自転車は無料だった。
支笏湖はヒメマスが有名らしく、いろんな店で推していたけども、今日の気分はそれじゃなかったので、ラーメンにした。もちろん土地の名産を食べるのも旅の一つだとは思うけど、それに縛られて食べたいものが食べられなくなるのは本末転倒だと思う。
追加でチャーシュー丼も。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。
お腹が満たされたので、こちら側の支笏湖からの景色を。
これは樽前山かしら。
割と簡単に登れるらしく、景色もいいらしいので次は行ってみたいところ。
支笏湖、いい感じでした。
一本道なので迷う可能性もない。
ここで怪我をしては全てが台無しなので、そこだけ気を付けて下った。
帰ってきたー!!! https://t.co/K0dxm2B19Y pic.twitter.com/5tle5JnK0U
— Tomy (@Tomy_viajar) August 23, 2020
帰ってきたー!!!
帰ってきましたよ。
このぐるっと回ってきて戻ってきたときの達成感と言ったら、筆舌尽くしがたいものがあった。達成感とか、満足感とか、簡単に言えばそういうことがになるんだろうけど、そんな簡単な言葉にしたくないし、そんな簡単に言葉にしちゃいけない類の感情だった。旅に出ると、多かれ少なかれこんな気持ちになるけれど、この時がどの旅よりも一番強い感情だった。それだけ長かったし、大変だったし、楽しかった。そういうことなんだろうと思う。
旅の〆は焼肉!
宴じゃ~~~~~!!!
ラム肉も。
小学生の頃から大好きです。
金剛園さん、ごちそうさまでした。
さて、こうなればあとはフェリーに乗るだけ。
ササっとフェリー乗り場へと移動して、待合室でゆっくりすることにした。
北海道、元気でした。
閑散とした待合室。
帰りのフェリーは「さんふらわあ だいせつ」
行きの「さんふらわあ ふらの」よりも古いフェリーだった。その分、旅情が増すともいえる。
フェリーに乗り込み、苫小牧の町を見下ろす。
いろいろこみ上げてくるものがあった。
それは、まあ、上手く言えない類。
また、北海道来よう。必ず。
その気持ちだけが明確だった。
以上でこれで長々と続けてきた『夏休み北海道旅』も終了です。
家から大洗の自走も含めると総走行距離は2600㎞を超えた旅路でした。旅をしている間は長いとはあんまり思わなかったのですが、こうして文字に起こすと、長かったんだなあと思います。全部読んでくださった方、本当にありがとうございます。少しだけ読んでくれた方も、ありがとうございます。思っていたよりも書くのに時間がかかってしまいましたが、なんとか書き切れてよかったです。これを読んで、どこかへ行こうと思っていただけたとしたら、これ以上嬉しいことはありません。
それでは。
一覧はこちらからどうぞ。
実際走ったルート
走行距離:137㎞ 獲得標高:1020m |
ー追伸:帰りのフェリー様子です。
これにてほんとにおしまい。
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