むくり。
風が強い。
テントが飛んでいきそうなくらいの横風で起きてしまった。
さて、それでは今日も走って行きますか。
近くのセコマで朝ご飯を食べながら天気予報を確認。
写真の通り青空が見えたりするんだけど、風が強くって、雲の流れも速い。
今日はどうしようか。
ホントは積丹ブルーなんか見に行こうかなって思っていたのだけれど、積丹半島は完全に雨雲レーダーでブルーに染められていたので諦めて北を目指すことに。
峠は雨でもいいけど、海岸線は晴れが良いというのが持論です。
雨の峠越えをした昨日の話はこちらから。
さて、ご飯も食べ終わったのでそろそろ行きますかーってことで、走り始めて数メートルなんか、カラカラ音鳴ってんなと思ったその瞬間、、
何の音だ?と思って音のしたフロントハブ辺りを見てみると、フロントパニアの紐を巻き込んで、バックルが割れていた。
なんてこった。
これこの旅で初めて使うギアなのに。
しかも結構したんだぞ、ポーセリンロケットのやつ。
仕方ないので、とりあえずカラビナで補修。
分かりにくいので補足説明。
これは後日撮った写真を拡大したものですが、赤く囲ったところがカラビナになっているのが分かるかと思います。で、下にだらんとバックルの雌部が垂れ下がっているので分かる通り、ここが本来はバックルだったというわけです。
この灰色のドライバッグが飛んでいかないように止めているこの紐を止め忘れ、走り出したためにフロントホイールに巻き込み破損というわけです。
話を旅に戻しますが、まあとにかくテンションダダ下がり。
めっちゃショック。
それでも前に進まないと。
後悔は旅じゃないときでもできるけど、先に進むのは旅をしている時だけしかできない、となんども自分に言い聞かせながら。
右側に暗い雲が見えるけど、まさにそこが積丹半島。
今日は行ってもあんまり意味が無かっただろうな。
左側を見ても雲がかかっていて、ちょうど自分がいる場所だけ晴れているような感じ。
そして後ろを振り返ると虹が出ていた。
前ばかり見ていたら気が付かなかった景色。
虹なんてまともに見たのはいつぶりだろう。普段なら見過ごしてしまう景色も旅ならまた違って見えてくる、とか言ってしまうのは、ちょっとカッコつけすぎかな。
一旦山の中へ。
とはいっても国道でそこまでのアップダウンがあるわけでもなく、見どころがあるわけでもなくっていう道を淡々と走っていく。
山を抜け、余市に出ると再び海が見えてきた。
この辺りから本格的に風が強くなってきた。
電光掲示板を見ると「後志北部 強風警報」って書いてあって、「後志」ってどこ?ってか何て読むの?とか思って調べてみたら、ばっちり現在地、後志(しりべし)北部じゃんか!(これがあって読めるようになりました)
正直、ここから小樽辺りまでいい思い出が無いです。
自転車もろとも強風で煽られるし、巻き上げられる砂埃が露出している皮膚に容赦なく当たってきて痛いのなんの。しかも一昨日、昨日と20℃ちょっとだった気温が今日になって30℃超え。
やってらんないので一旦コンビニに避難。
北海道来たらこれでしょう。
というわけで、カツゲンです。
ちなみに、これ飲んでるときは初カツゲンだと思い込んでいましたが、家に帰ってからその話をしたら、小学一年生だった頃の僕はスーパーによる度にカツゲンをねだるくらい好きだったそうです。全然初じゃなかったwww
時の流れは速いし、記憶って曖昧なもんですね。
ついでにアイス。
ガリガリ君梨味って初めて食べた(気がする)(カツゲンのことで自信が無い)んですが、結構おいしいんですね。
んで休憩しながら、今日どこまで行こうか思案。
朝の時点では浜益辺りまで行こうかと思っていたのだけど、電光掲示板に「国道231号 越波」とか書いてあって、しかも天気予報見たら浜益はがっつり雨が降っていることが分かったので、石狩までにすることに決定。
正直なことを言うと、強風で煽られ続けて結構消耗していたってのもあります。
さて、それでは石狩まで頑張りますかー
風力発電があるってことは風がが強いってことですよね(思いっきり風に煽られてた)
かなり疲れていたのと、別に走っていて景色がいいわけでもなかったので、ほとんど心を無にしながらペダルを回していく。
そんなこんなをしているうちに何とか石狩に到着。
道のわきにちょうどいい公園を見つけ、ここを今日の宿に決定。
時間に余裕があったので、野宿する予定の公園で自撮りチャレンジ。
普段やらないのでいっぱい失敗した(20枚くらい撮った)中で一番良かった写真がこれ。
三脚とかあればもう少し構図に自由度が生まれてくるんだろうけど、それより前に自撮りが上手くなる必要がありそうだな。
苦手だからあんまり今まで撮ってこなかったけど、「自分が確実にそこにいたことが残せるし、自分がどんな感じだったのかよく分かるから、自分が写った写真があった方が良い」って話を耳にしたので、これからは少しチャレンジしてこうかな。
北海道っぽい道だ.....!(間違えて迷い込んだ道です)
さて、とりあえず向かうは温泉!
昨日は風呂無しだったから、さっさと汗を流して疲れを取りたい。
ゆっくり浸かって体力回復。
さて、それじゃあさっきのところまで戻るか、と温泉を出ると天気が一変していて重たい空になり、さらに風は強くなっていた。
これはまずい。
テントごと飛ばされる。そういえばさっきバス停があったからそこに寝泊まりすればいいや、と考えを改めて走り出すこと数メートル。
よく考えれば、今行ったところで最終バスまで時間があるし、壁のあるところで避難したほうが賢明と考え直して、観光協会のところに一旦避難。
こんなこと言ってますが、真顔でツイートしてます()
で、この屋内ってのが観光センターのことなのだけれど、観光センターに逃げ込めた辺りからさらに風・雨共に強くなってきて、気が付いたらこうなってました。
つまりそういうことです。
まあ、正直風も雨も強かったし、この後もずっと強いままだったので宿取った判断は間違ってなかったと思います。もちろん疲れてたってのもありますし。
ちょうど洗濯ができたので一旦すべての装備をリセット。
ゆるゆるとツイッターなんか開いたりしているとちょうど晩御飯の時間。
あ、あと、多分一番下のはザンギです。から揚げと違いが分かんないけど、北海道で食べたらきっとザンギになるんだと思います。(多分違う)
その後は、快適なWi-Fi環境下でTLを眺めつつ、ふかふかのお布団に包まれて就寝。
つづく。
実際走ったルート
訪問日:2020.8.7
風が強い。
テントが飛んでいきそうなくらいの横風で起きてしまった。
さて、それでは今日も走って行きますか。
近くのセコマで朝ご飯を食べながら天気予報を確認。
写真の通り青空が見えたりするんだけど、風が強くって、雲の流れも速い。
今日はどうしようか。
ホントは積丹ブルーなんか見に行こうかなって思っていたのだけれど、積丹半島は完全に雨雲レーダーでブルーに染められていたので諦めて北を目指すことに。
峠は雨でもいいけど、海岸線は晴れが良いというのが持論です。
雨の峠越えをした昨日の話はこちらから。
さて、ご飯も食べ終わったのでそろそろ行きますかーってことで、走り始めて数メートルなんか、カラカラ音鳴ってんなと思ったその瞬間、、
パキンッ!!
何の音だ?と思って音のしたフロントハブ辺りを見てみると、フロントパニアの紐を巻き込んで、バックルが割れていた。
なんてこった。
これこの旅で初めて使うギアなのに。
しかも結構したんだぞ、ポーセリンロケットのやつ。
仕方ないので、とりあえずカラビナで補修。
分かりにくいので補足説明。
これは後日撮った写真を拡大したものですが、赤く囲ったところがカラビナになっているのが分かるかと思います。で、下にだらんとバックルの雌部が垂れ下がっているので分かる通り、ここが本来はバックルだったというわけです。
この灰色のドライバッグが飛んでいかないように止めているこの紐を止め忘れ、走り出したためにフロントホイールに巻き込み破損というわけです。
話を旅に戻しますが、まあとにかくテンションダダ下がり。
めっちゃショック。
それでも前に進まないと。
後悔は旅じゃないときでもできるけど、先に進むのは旅をしている時だけしかできない、となんども自分に言い聞かせながら。
右側に暗い雲が見えるけど、まさにそこが積丹半島。
今日は行ってもあんまり意味が無かっただろうな。
左側を見ても雲がかかっていて、ちょうど自分がいる場所だけ晴れているような感じ。
そして後ろを振り返ると虹が出ていた。
前ばかり見ていたら気が付かなかった景色。
虹なんてまともに見たのはいつぶりだろう。普段なら見過ごしてしまう景色も旅ならまた違って見えてくる、とか言ってしまうのは、ちょっとカッコつけすぎかな。
一旦山の中へ。
とはいっても国道でそこまでのアップダウンがあるわけでもなく、見どころがあるわけでもなくっていう道を淡々と走っていく。
山を抜け、余市に出ると再び海が見えてきた。
この辺りから本格的に風が強くなってきた。
電光掲示板を見ると「後志北部 強風警報」って書いてあって、「後志」ってどこ?ってか何て読むの?とか思って調べてみたら、ばっちり現在地、後志(しりべし)北部じゃんか!(これがあって読めるようになりました)
正直、ここから小樽辺りまでいい思い出が無いです。
自転車もろとも強風で煽られるし、巻き上げられる砂埃が露出している皮膚に容赦なく当たってきて痛いのなんの。しかも一昨日、昨日と20℃ちょっとだった気温が今日になって30℃超え。
やってらんないので一旦コンビニに避難。
北海道来たらこれでしょう。
というわけで、カツゲンです。
ちなみに、これ飲んでるときは初カツゲンだと思い込んでいましたが、家に帰ってからその話をしたら、小学一年生だった頃の僕はスーパーによる度にカツゲンをねだるくらい好きだったそうです。全然初じゃなかったwww
時の流れは速いし、記憶って曖昧なもんですね。
ついでにアイス。
ガリガリ君梨味って初めて食べた(気がする)(カツゲンのことで自信が無い)んですが、結構おいしいんですね。
んで休憩しながら、今日どこまで行こうか思案。
朝の時点では浜益辺りまで行こうかと思っていたのだけど、電光掲示板に「国道231号 越波」とか書いてあって、しかも天気予報見たら浜益はがっつり雨が降っていることが分かったので、石狩までにすることに決定。
正直なことを言うと、強風で煽られ続けて結構消耗していたってのもあります。
進む気になれん— Tomy (@Tomy_viajar) August 7, 2020
さて、それでは石狩まで頑張りますかー
風力発電があるってことは風がが強いってことですよね(思いっきり風に煽られてた)
かなり疲れていたのと、別に走っていて景色がいいわけでもなかったので、ほとんど心を無にしながらペダルを回していく。
そんなこんなをしているうちに何とか石狩に到着。
道のわきにちょうどいい公園を見つけ、ここを今日の宿に決定。
時間に余裕があったので、野宿する予定の公園で自撮りチャレンジ。
普段やらないのでいっぱい失敗した(20枚くらい撮った)中で一番良かった写真がこれ。
三脚とかあればもう少し構図に自由度が生まれてくるんだろうけど、それより前に自撮りが上手くなる必要がありそうだな。
苦手だからあんまり今まで撮ってこなかったけど、「自分が確実にそこにいたことが残せるし、自分がどんな感じだったのかよく分かるから、自分が写った写真があった方が良い」って話を耳にしたので、これからは少しチャレンジしてこうかな。
北海道っぽい道だ.....!(間違えて迷い込んだ道です)
さて、とりあえず向かうは温泉!
昨日は風呂無しだったから、さっさと汗を流して疲れを取りたい。
ゆっくり浸かって体力回復。
さて、それじゃあさっきのところまで戻るか、と温泉を出ると天気が一変していて重たい空になり、さらに風は強くなっていた。
これはまずい。
テントごと飛ばされる。そういえばさっきバス停があったからそこに寝泊まりすればいいや、と考えを改めて走り出すこと数メートル。
よく考えれば、今行ったところで最終バスまで時間があるし、壁のあるところで避難したほうが賢明と考え直して、観光協会のところに一旦避難。
さっきまで晴れてたのに暴風雨になってて笑ってる— Tomy (@Tomy_viajar) August 7, 2020
こんなこと言ってますが、真顔でツイートしてます()
屋内に上手く逃げられたけど、まじでやばいやつだこれ— Tomy (@Tomy_viajar) August 7, 2020
で、この屋内ってのが観光センターのことなのだけれど、観光センターに逃げ込めた辺りからさらに風・雨共に強くなってきて、気が付いたらこうなってました。
さすがにやばいので宿とりました。僕は軟弱者です。 pic.twitter.com/xHNEgI6ncM— Tomy (@Tomy_viajar) August 7, 2020
つまりそういうことです。
まあ、正直風も雨も強かったし、この後もずっと強いままだったので宿取った判断は間違ってなかったと思います。もちろん疲れてたってのもありますし。
結局外はずっとこんな感じでした。 |
ちょうど洗濯ができたので一旦すべての装備をリセット。
ゆるゆるとツイッターなんか開いたりしているとちょうど晩御飯の時間。
美味しくないわけがないやつです!
あ、あと、多分一番下のはザンギです。から揚げと違いが分かんないけど、北海道で食べたらきっとザンギになるんだと思います。(多分違う)
その後は、快適なWi-Fi環境下でTLを眺めつつ、ふかふかのお布団に包まれて就寝。
つづく。
実際走ったルート
走行距離:102㎞ 獲得標高:712m |
訪問日:2020.8.7
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